第73話

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2023/04/13 05:38
Mizuki_
涼を待ち始めてどのくらい時間が経ったんだろう。

時計の針はもう12時を指そうとしていた。

いつ来るんだろう…。

もしかしたら今日はやっぱり無理ってなってるかもしれない…。

大丈夫かな…。

なんて心配してると保健室の扉が開いて
「おはよーございまーす」
って声がした。
優斗「涼」
涼「おはよう。先生、瑞稀」
優斗「おはよう」
瑞稀「おはよ、涼」
俺がそういうと涼は笑った。

先生のおかげで涼が学校に来ることができた。

1人で解決できない。

確かにそれはそう。

だって俺らは気づかないうちにお互い話してたんだから。

無意識だったのかもしれない。

それを先生は気づかせてくれた。

俺ら、先生に感謝しなくちゃね。

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