__花崎side
そして無事に職場体験は終了し、
次の行事は文化祭となった
…うちの学校、行事が詰め詰めなんですよ、
百川「 あなたちゃーん!あっち手伝ってくれる? 」
「 おっけー 」
文化祭の準備で忙しくて
なかなか龍我くんの事を考える暇がなかった
「 え、これももちゃん一人で描いたの? 」
百川「 うん、まだ途中だけどね。色ぬり手伝って欲しいんだ〜 」
「 …私に出来るかな 」
百川「 だいじょーぶ!ただ塗るだけだから 」
クラスのオリジナルTシャツを作成して
正門の所に大きな 門を作ったり
中学では味わえなかったわくわくがたくさん詰まってる
百川「 初めての文化祭、絶対成功させようね! 」
「 うん…! 」
絶対ぜーったい、
いい思い出にしてやる!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!