by駿佑
ベッドに座っていたあなたが
俺を隣に呼んだ。
真剣な話なんかな…?
「どうした…?」
俺は、あなたの方を見た。
綺麗な横顔…。
長いまつげに…
二重幅が広い目…
筋が通った高い鼻…
リップを塗っているのか
電気の光に反射して
ほんのり ピンク色になっている
唇…
ニキビひとつ無い 肌。
ほんまに、、、あなたやな…
ずっと見てたら、吸い込まれそうなほどに…
綺麗な形、、、、
って…なに考えてるん?!
辞め辞め。! だめや。
あなた「あのな…?」
ゆっくりあなたがこっちを向く
あなた「お願いがあるねん…」
「う?どんなや、、?」
そんな、、子犬みたいな目で見んといてや…。
こんなん考えてる自分が恥ずかしくなるねん///
あなたが急にニコッと笑った。
あなた「関ジュに会わせてや。♡」
「ん…?」
ん?なに言ってるんあなた。
あなた「お願いや~!!関ジュ♡関ジュ♡」
あんな、、真剣やったのに…。
やっぱ、こいつの頭には関ジュしかないんかいッ。笑
俺のドキドキ返せぇ、。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。