あれから数日経過し、体育大会当日。
最初は祐太君が出場する、借り物競争。
この学校は、特別な命令もあるんだ。
だから、楽しみ!
次々と紙を引く人が。
司会者:Aさんが引いた紙は・・・お菓子!
さあ、頑張ってください!
司会者:さあ、祐太君が引いた紙は・・・好
きな人です!
そう言いながらも、私はドキドキしている。
祐太君は、美穂ちゃんが言った通り、こっちに向かってきた。
いや、柑菜かもしれない。
柑菜は祐太君の幼馴染だし。
祐太とあなたがゴールへ向かっていった頃
柑菜は、ショックで泣いてしまいました。
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体育大会が終わり
パチパチパチ
この後、みんなで笑いながら帰りました!( ´꒳` )
あっ、みんなには“祐太君は、偽の好きな人だった”ことを内緒でお願いします( ˙-˙ )バレたら、思いっきり叱られるので(´>∀<`)ゝ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!