濱ちゃんdays
あなたの部屋の前に来ると声が聞こえてきた。助けて!という、俺は気づいたらドアを開けてた。
あなた「濱ちゃん....助けて....!」
「助けるわ、当たり前やん。」
そこには男がいた。きっと最近よく望の部屋に来ているらしいからストーカーやろ。
「お前なにしとんねん。」
男「うるせぇ!ハァハァ俺はなぁ!」
いつの間にか俺は男を殴っていた。
「あれ?....なんか....いつの間に....大丈夫?ごめん、やりすぎたわ…」
あなた「うわぁ〜ん....ヒック」
きっと泣くのをこらえていたんやろな....あなたは泣き出した。俺はあなたを静かに抱きしめた。
あなた「濱ちゃん....ヒックありがとう」
「おん。あなた大丈夫か?」
あなた「私はでも、ストーカーさん気絶してはる....」
「とりあえず警察呼ぼか?」
あなた「うん」
今日はデート無理だねと話になったから、また今度となってん、泣
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。