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第1話

1話
僕はルイ、中学生だ。3ヶ月ほど前に入学し、
今ではそれなりに友達もいる。

だが、僕は学校があまり好きではない。
何故なら、みんなと話が合わないから。

僕は、頭が疲れる会話が好きと言う、中学生にしては
珍しい特徴の持ち主だ。

なので、周りには少し変人扱いされている。

なのに、何故友達がいるのかというと、
僕が話を合わせているからだ。

だが、面白くない。友達とはなんなのか。
それについて考えても、答えは出てこなかった。
目覚まし時計の音で、僕の瞼はゆっくりと開く。

今は4時半だ。何故こんなにも目覚めが
早いのかというと、散歩をするためだ。

友達には「爺さんかよ」と笑われたが、
散歩というのはとても良い。

夜まで勉強して疲れている脳をリフレッシュ
してくれるし、健康のためにもなる。

スマホゲームをしたり、YouTubeを見るよりも
よっぽど生活を充実させてくれる。

それから、僕は顔を洗い、服を着替えて外に出る。

シーンと静まり返った道を、ゆっくりゆっくり歩く。

たまに出会う野良猫に、ニャーニャーと声を
かけてみるが、いつも通り無視される。

近づいてみると、ギョッとした顔をして、
全速力で逃げて行った。

そんなに驚かなくてもいいだろうに。と思いながら、
さらに歩を進める。

すると、公園のベンチに見知った人を見つけたので、
僕はその人に歩み寄り、声をかける。
ルイ
おはようございます。
そう言って、僕はその人。光里おじさんの隣に座る。
光里おじさん
おお、おはよう。ルイ君。
とても年配の方とは思えないような大きな声で
返事をされたので、僕は先程の野良猫のように
驚いた。
ルイ
今日は調子がいいんですね。
光里おじさん
君の教えてくれたストレッチの
おかげじゃな。感謝しとるよ。
光里おじさんは体調を崩しやすいらしいので、
1週間ほど前に体の調子を整えるストレッチを
教えてあげたのだ。
ルイ
効果があったならよかったです。
また体調が悪くなり始めたら
言ってくださいね。
光里おじさん
そうじゃな、病院の先生方より
君に言った方が良さそうじゃ。
ルイ
そんなことないですよ。ちゃんと
病院に行ってください。
そんな風に、のびのびと会話していると、
僕のスマホがなった。

このアラームは家に帰る時間を
知らせるためのものだ。

以前、散歩に熱中し過ぎて学校に
遅刻しそうになったので、
アラームで知らせることにしたのだ。

僕は光里おじさんに、「帰りますね」と伝えて、
今度は足早に家へ向かう。