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第6話

6話
由美と別れた後、僕たちは自分たちの教室である
1年1組へ向かった。

ちなみに、僕と美香は1年1組。

拓実と由美は1年2組だ。

教室に着くまでの数十秒ですら話題が尽きない
僕たちは、やはりいい幼馴染なのだなと、
しみじみ思う。

教室に入ると、数人のクラスメートと挨拶を
交わし、自分の席に座る。

そして、すぐさま鞄からノートとペンを取り出す。

前にも言ったが、僕は頭の疲れる会話が好きだ。

だが、僕の好きな話題で話せる人はこの学年には
恐らくいない。

別にみんなを馬鹿にしているわけでも、
自分を特別だと思っているわけでもない。

ただの僕の予想だ。

いや、予想で決めつけているのならそれは
みんなを馬鹿にしているのかもしれないな。

少し自虐の入った考え事をしながら、
ノートを開ける。

僕は暇な時、いつもこのノートにその時考えて
いたことを記入している。

考えていたことといっても、
今のような自虐ではなく、物事についての考察だ。

例えば、友達とは何か、生きる目的とは何か、
人の感情の合理性など、普通の中学生が
考えるにはおかしいようなことを書いている。

今日は何を書こうかと考えていると、
もうチャイムが鳴った。

早過ぎないか?と思ったが、そういえば
今日は昇降口での由美との会話に
それなりの時間を使ったことを思い出す。

すぐに担任が入ってきて、ホームルームが始まる。

それからは流れるように時が経ち、
気づけば放課後になっていた。

なんだか、今日はあまり授業に集中できなかった。