無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第13話

13話
学校に着き、自分の教室に向かう。

今日はいつもより少し遅い時間に家を出たので、
遅刻しないか心配だったが、思ったより
早い時間に到着することができて安心した。

美香の姿を確認して、自分の席に座る。

いつも通り、ノートとペンをカバンから
取り出し、机に広げる。

今日は何について書こうか。

しばらく考えたが、美香とのことが
いまだに頭から離れていないため、
その事しか頭に浮かばない。

チャイムがなり、みんなが自分の席に戻っていく。
しばらくすると担任が入ってきて、
朝のホームルームが始まる。

ホームルームでは名前こそ出されなかったが、
この前の事件について触れられた。

「危ないと思ったらすぐに逃げること」
そう言って、担任は教室を出た。

先日の休校は理由を伝えられていなかったため、
すぐに教室が騒がしくなった。

中には「俺が解決したんだぜ」などという
自慢も聞こえてきた。

そんなことを自慢して何になるのかは
わからないが、自分の手柄だと
思っているわけでは無いので無視をする。

1時間目は国語。それを確認して、
すぐに荷物をまとめる。

教室を出て、1年2組をチラッと見てみたが、
すぐに気づいた。

拓実と由美がいない。

あの2人が一緒に休むことは今までなかった。

どうしたのだろうと不安になっていると、
後ろから声がした。
美香(みか)
なんで私を避けてるの?
今はまだ、その声を聞きたくなかった。

心の準備ができていないから。

だが、声をかけられたからには
対応しなければならない。

僕は振り向き、美香と目を合わせる。
ルイ
避けてる理由。
そんなことわかってるでしょ?
美香(みか)
まあ…確かにあれは私が
悪かったかもしれないけど、
あんなにあからさまに
避けることはないでしょ。
確かに、僕は他から見てもわかるほど
美香を避けていた。

悪いことをしたな。と思ったので、
僕は美香に「ごめん」と謝る。
美香(みか)
いいよ。私もごめんね?
びっくりさせちゃった。
ルイ
許すけど、恥ずかしいから
もうしないでね?
美香(みか)
うん、その時まではやめておくよ。
ルイ
その時?なんのこと?
美香(みか)
鈍感なルイじゃあわからないだろうね。
ルイ
ええー、教えてよ。
美香(みか)
だーめ。
美香は小悪魔のような微笑を浮かべながら、
僕の前を歩いていくのだった。