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2020/12/27

第1話

Prolog
何故だ、何故こんなことに………………ッ!
???
グオオオオオ…………
バイトの帰り道、夜道を歩いていたら裏路地から突然でっけえバケモンが出てきて、それからずっと追われている俺。

学年一の足の速さを誇る俺だけど、長くは持たなそう。

なんて冷静に考えるぐらいには、死を覚悟した。

てかなんなんだよコイツ。

これじゃあまるで…………、
???
雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃
女の子の声の直後、何かが切れる音がした。

その途端響く、バケモンの叫び声。

後ろを見ると、髪の長い………中学生ぐらいと思われる女の子が、細身の刀を構えて立っていた。
えっ………と、
刀。

技。

化け物。

そして、彼女が身にまとっている服。
鬼殺、隊?
全部、今めちゃくちゃ話題のアニメに出てくる組織の子たちと同じものだった。
???
…………………
女の子は、そんな俺の呟きに反応せず、無言で小さな紫色の袋を投げた。
うおっ
受け止めると、微かに花の匂いがした。
???
分かってるなら話は早い。夜道にそんな無防備に歩くんじゃない。それを持っていけ。
話すだけ話し、走り去ろうとする彼女に慌てて俺は声をかける。
ま、まって!君は一体…………?
立ち止まり、振り返った彼女の顔には、狐の面がしてあった。
???
鬼殺隊・丙、胡蝶あなたと言います。
以後お見知りおきを。
それだけ言って、今度こそ去っていく彼女。
鬼殺隊……………!?
取り残された俺は座り込んだまま、呆然と呟いた。