第5話

私の正体
900
2019/03/30 03:10 更新
私は、生まれた頃から、いや、その前からの記憶がある。
でもそんなの、私以外に、いないと思ったから、誰にも言わなかった。
レイ
レイ
なぁ、お前、いつから記憶ある?
驚いたことは、いくつかあった。
私は、正直、いつもツンツンしているレイが、怖かった。私から話しかけることも、滅多にないし、あっちから何て、全くなかった。
なのに、そんなレイが、私に、それも、こんな不思議なことを聞いてきたのだ。
you
you
な、何で?
レイ
レイ
門を見たら、真っ青な顔してるから。
もしかしてレイも、昔からの記憶がある、、、!?
you
you
、、、生まれる前からあるよ。、、、変でしょ?
レイ
レイ
別に。俺もそうだし。
それから、レイが言ってくれて、二人で内通者になった。
誰かがいくたび、辛かった。
だけど、いつもレイは私を慰めてくれた。
一生レイについていく。と、決定的に思ったのは、ある子がいったときだった。その子は、私に、いつも仲良くしてくれる子だった。
ずっと泣いた。静かに。
そのとき、目の前に何かがあった。レイが、お花を持っていた。私がいつも、その子とつんでくる花だった。いつも部屋にいるレイが、わざわざつんできてくれた。それが嬉しかった。
レイ
レイ
お前の部屋のこの花、しおれてたぞ。
、、、これからは俺がつんで来てやる。
ちなみに今でも、つんできてくれる。
だから私は、ついていく。

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