@小豆side
とか言いながら本当は決まってるんだけどね。。
ただなかなか言いづらいんだよなー
顎乗せ動画撮りたいなんて。
いや、言い出せないんですけど
顎乗せ動画撮ろう!この10文字が!
そういえば、顎乗せやりたい!って思った瞬間に
それ言って後悔したんだっけ。
それはウソ。私がやりたかっただけ。
ぶんちゃんちょっと戸惑ってる?
やっぱ嫌だったか。
ぶんちゃんはサラッとこんなこと言うけど、
私は結構期待しちゃい派なんだからね。。
[@小豆がぶんけいに顎乗せ動画を見せる]
あれ、ぶんちゃんの顔が少し照れてるのは気のせいか?
っていうか私も今更だけどこんな事出来るかな?
床ドン、、?!そんなことされたら私の心臓が持たない。。
あー、またでた。ぶんちゃんの急なドS。
これも好きなんて誰にも言えないけど。
[ぶんけいが@小豆の手首をいきなりつかみ、
床へ押し倒し、ぶんけいは仰向けになった
@小豆を四つん這いの格好でまたぐ]
ヤバイ、何この状況。
胸の鼓動がいつもの何倍にもなってる。
それになんだか顔が熱い。
バレないようにしないと思い私は顔を逸らした。
「男をバカにすると痛い目にあうんやからな?」
そうやってぶんちゃんは私の耳元で甘く囁いた。
全然痛い目じゃない。むしろずっとこのままがいい、
って思ったけどこの気持ちは隠さないといけないんだ
と思い、少し私は誤魔化して言った。
ぶんちゃんが離れ、安心してぶんちゃんの顔をよく見たら
ぶんちゃんのほっぺたもりんごみたいに赤かった。
これって期待ちゃい派の私は期待してもいいのかな?
今日の動画何にするー?@小豆side終わり
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。