第33話

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2021/06/20 13:00
~ハーツラビュル寮~
you
you
ん~
体を起こし、軽く伸びをしてから
ベッドを降りる。
そう、いつもの朝だ。何も変わらない。

朝だった、はずなのに…
リドル
リドル
あなた・ローズハート‼
you
you
…うっさ
何で義兄さんがここに来たんだよ。
エース
エース
うぇ⁉何々!
デュース
デュース
敵襲か⁉
ユウ
ユウ
何戦争⁉
グリム
グリム
朝からうるさいんだゾ!
いや、エース以外まともじゃねぇ…
敵襲とか戦争とか何時代だよ。

まぁ、そりゃあ快眠をしていた3人+1匹から
すれば、義兄さんの声は大きいわけで
皆揃いも揃って起きた。
最悪な目覚めだろう。
僕だったら、キレてたね。いや、今も怒ってはいるが。
リドル
リドル
あなた、君はこの4日間
どこに行っていたんだ!
僕だけには伝えて何故
教師の方々には伝えない!
you
you
……
義兄さんのその言葉にフリーズする。
僕はしっかりとこの3人+1匹に伝えて
おいたはずだ。学園長にも、って。
それなのに、実際はどうだ。
伝えてないじゃないか。

僕はそう考えながら犯人達を見る。
犯人達は気まずそうに眼を逸らす。

確信犯じゃねぇか。
you
you
ったく、面倒な事に
させやがって…
成程、だから昨日…
そこでようやくピースがはまった。
すぐバレる嘘ってのは、どうせこいつらが
学園長にも伝えました。とでも言ったのだろう。
それで、寮長が確認したところ伝えて
無い事が発覚。そんで怒られてたと…
you
you
馬鹿じゃん…
エース
エース
なっ、そこまで言わなくても
良いじゃねぇかよ!
ユウ
ユウ
そうだそうだ!
ローズハート寮長には
ちゃんと伝えたんだぞ~!
デュース
デュース
ぼっ、僕は伝えた
つもりだったんだ…!
グリム
グリム
オレ様は
ね、ね寝てたんだゾ…
おい、そこの青い狸。
この期に及んでまだ嘘を吐くつもりか。
そんで、デュースはまだしも
エースと良く分からん人間。
お前ら、僕をブーイングして…
you
you
伝えたつもりだった。が
1番マシな言い訳かな…
青い狸嘘吐いてるし
グリム
グリム
つ、ついてないんだゾ⁉
you
you
いやいやいや…
そういや確かオクタヴィネル寮って
所に、嘘を見抜けるユニーク魔法を持った人が
居るとか…ま、噂だし本当かは知らねぇけど…
エース
エース
ん?何か言った?
you
you
いや、何も
リドル
リドル
それよりも、君達には
詳しく話してもらおうか
あ~あ、始まった。

まぁ、僕は知らないフリしますけどね。
あれは、3人+1匹が悪いと思うし。
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結弦
結弦
ポップコーン食べました
甘いです、喉痛い
そして口に詰め込まれ
過ぎで吐いた((
結弦
結弦
あ、お久しぶりです
結弦です。
これのみを登録してる方は
知らないと思いますが
ちょいちょい更新してるんです
これでもね、これでも
結弦
結弦
あ、もっぺんトイレ…(やめなさい
じゃあ、失礼します!
結弦
結弦
あ…♥と💬してくれると
嬉しいなぁ…なんつって((

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