第23話

22.
1,196
2023/05/03 08:00
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○/○ 木曜 20時11分頃記録


睡眠時間 … 3時間弱

食欲 … × (朝× 昼×(水1本のみ) 夜×)

体重 … 昨日(21時頃計測時点)56㎏ → 今日(16時頃計測時点)52㎏

授業中などでの違和感 … リスカがやめられなくて授業中貧血で倒れてしまった。


今日はやらかした。ほんとにやらかした。

筆箱に入ってるカッターナイフを見たら
ついやってしまった。

いつもは程々にしているのにいつの間にか
気づいたときには腕は血だらけで

周りの音がもうほとんど聞こえないほど
夢中でリスカをしていて。

次気づいた時は保健室に居て
そのあと保健室の先生からいろいろと質問されて
まあ別に家族に知らせなければ
どうでもよかったから僕は正直に話したけど
僕の事運んでくれたのも樹たちらしい。
運んでくれてとてもありがたかったけど
もう合わせる顔ないなと思っていた。

その時樹たちが聞いていたらしくて中に入ってきた。
もうその時人生終わったと思った。
家族も友達も失うなんて。
けど樹たちはこう言ってくれて。
その言葉で僕は少し心が軽くなった


田「病気ばれたからもう学校来なかったり、俺たちから離れていくなよ?分かった?」

森「そうだぞ~?w 逃げたりしたら追いかけてなんとしても課題写させてもらうから!」

高「課題ぐらい自分でやれよ!w けどあべちゃんが俺たちの前から消えたら追いかけまわすから」

松「そんくらい俺たちあべちゃんの事好きなんだよ。あ、like の方ね?w」

ジ「HAHAっw もう北斗ったら~w あ、あべちゃんの荷物も持ってきたよ!」

京「ほらこれ。荷物ね。 あべちゃん1人で抱え込んじゃうからダメなのよ。何かあったらすぐに俺たちに言って。親友にぐらい頼ってよ。ろくな奴いないけどw ね。」


そう言われたから。だから、だから。僕は___。


ここでこっそりと言わせて。まずごめんなさい。
僕はまだまだリスカや自傷行為は
簡単にやめられないはず、。

樹たちや佐久間やラウにも沢山、
これまでもそしてこれからも沢山沢山
迷惑をかけると思う。だけど、


俺は、_________。

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ちょっと涙で滲んでいて見えない分があるが



いつかこの答え合わせができるように。

本人の口からこの答えが聞けるように。

あべちゃん。
























俺たちみんなで待ってるから__。

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