第7話
🍒side
疲れと共に負の感情がどっと押し寄せる。いつもならこんなの、どうって事ないのに疲れてるせいかマイナス思考の俺が集中を邪魔する。
🍒「ッ……」
気づいたら泣いていた。
理由なんて数え切れないほどあって…でもどれもいつもなら気にしない事ばかりだった。
自分でも分かんないけど涙を止めることは出来なかった。
バンッ ──
乱暴に開けられたドア、心配そうに駆け寄ってくれるあなた。
泣いてるところなんて見られたくない。その一身で突き放すように言った「来ないでッ!!!」の一言。
『心配したのにッ!』そう言って怒って俺を放って行くと思ってたのに……。
返ってきた言葉は、「我慢なんてすることない、頼って」というあなた。
俺が心を許せる仲間がこんな近くに居るじゃないか。俺のために一緒に泣いてくれる友達が。
あなたの涙はどこまでも透き通って綺麗だった。こんな涙を流せる君は暖かい心の持ち主なんだと思う。
そんな君が辛く苦しい時、隣に居るのは俺がいい。
この感情の名前を俺はまだ知らない。
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作者です(´・ω・`)
最近の投稿に♡を押してくださる方が居て、名前は失礼なので載せませんが、私的に通知が鳴ると頬が緩みます(*´˘`*)
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