無事撮影も終わり
着替えを済ませた SEVENTEENが戻ってきた
笑っている人もいれば、泣いている人もいて少し懐かしくなった
そう…私はこの6年間を日本で過ごした
脳神経の手術を何度も成功させているという名医がいて、
代表のツテで紹介してもらった
それからは毎日、毎日
"検査" "リハビリ"を交互にこなしす日々がしばらく続き
少し退屈してた。
そんな生活も2年が経った頃…
"手術"をすることになった
先生の話している言葉は何も理解できなかったけど
麻酔のせいでそのまま気を失った
そして、目が覚めた時には
目の前に真っ白な天井があって、
私はベッドの上にいた
ー先生とサナ…さん(?)の説明で手術は無事成功して記憶が戻るのも時間の問題らしいー
ヌナには言わなかったけど
実はASTROにPLEDISの代表から依頼があった
年に1回だけでもいい
彼女のそばにいてあげて欲しいんだ…って
もちろん滞在費などはあっちで持ってくれた
年に1回なんて寂しいから
日本でのイベントがある時は必ず寄ったし
長い休みがあれば日本まで行ったりした
そのおかげか…僕達のことを思い出すのも早かった
その日はジヌ오빠が色んな人の写真を見せてくれて
いろんなことを教えてくれた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!