第3話

思考/容疑者ノ供述
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2025/05/03 08:43 更新


という訳で私、特務課のエージェントである辻村深月は現在

此処の責任者である目暮警部なるものに話を聞いている。

辻村深月
辻村深月
ええッと詰まり、纏めると……


通報時刻は午前十時二十七分

被害者の男性が倒れたのが午前十時十一分


被害者は三叉神経麻痺による破傷風顔貌、強直性痙攣、弓反り反射、最後に呼吸筋の硬直麻痺による死亡…詰まり【テタノスパスミン】による毒殺、

体中に針穴の様なものは無い事から経口感染

綾辻行人
綾辻行人
【テタノスパスミン】の致死量は体重 1 kgあたり0.000002 mgだ被害者の体重は?
高木渉
え、えっと、68kgです!
綾辻行人
綾辻行人
詰まり致死量は0.000136mgとなる。
経口感染か…毒は両手に付着していた其の他に服にも。被害者達が喫茶店カフェで食したのはサンドウィッチ。サンドウィッチは手で食すものだ、
辻村深月
辻村深月
成る程、毒の付いた手でサンドウィッチを食べてしまったから死んでしまったという訳ですね…
綾辻行人
綾辻行人
はあ、態々言わずとも皆理解できている。
君の脳無しぶりには本当に呆れる、


反論する気力も起きなかった、

別に良いじゃないか……


さて、アリバイや持ち物を確認させてもらおう

辻村深月
辻村深月
では、皆さんには持ち物を並べてもらって…


渋々言いながらも並べてくれた。


一人の___髪の長い___男は
【家の鍵、財布、湿っている手拭ハンカチ、推理小説】

一人の___スポーツ刈り___男は
【車の鍵、家の鍵、財布、目薬、ティッシュ、睡眠薬(不眠症らしい)】

一人の___くせっ毛___女は
【家の鍵、定期入れ、財布、爪塗りマニキュア、猫のキーホルダー、手拭】

一人の___腰程に長い髪___女は
【家の鍵、財布、手帳、耳飾りピアス、眼鏡が入った入れケース


以上である、


机の上に物を出して私は物に穴が開く程吟味ぎんみしていた。
横の探偵には鼻で笑われたような視線を受けた、


それと同時に横から子供の声が聞こえた

江戸川コナン
ねーねー辻村お姉ちゃん。


自分の洋袴ズボンの裾を軽く引っ張られながら少年に問われた、


江戸川コナンに、赤い蝶ネクタイに蒼のブレザー
特段怪しい所は無い

コナン君に視線を合わせ質問に答える姿勢を見せる。

辻村深月
辻村深月
ん?如何したのコナン君?
江戸川コナン
あの探偵の人の名前は何て言うの?


綾辻先生を指さすコナン君、

そう云えば名乗ってはいなかったか

辻村深月
辻村深月
【綾辻行人】って言うんだ、私は綾辻先生の助手の様な物をしてるの、
江戸川コナン
へーそうなんだ、有り難うお姉ちゃん!


そう云いながら走り去っていった。
癒される……。

顔に出まくっていたのかもしれないが…まあ良いだろう、

綾辻行人
綾辻行人
……
綾辻行人
綾辻行人
おい、召使い早く狗の様に働け、
辻村深月
辻村深月
…そんな事云って、どうせ犯人の目途はついているんでしょう?
綾辻行人
綾辻行人
さあな、


綾辻先生はそっぽを向いた、

……、面倒くさい、


取り合えず被害者と連れの四名の話を纏める。


被害者達が訪れたのは午前九時四十五分、

そして各々が好きな食べ物を注文した、


其の後午前十時頃にたった一つの共有トイレであるトイレに

髪の長い男がトイレへ、次に髪の長い女がトイレへ、その次に被害者が、そして髪の長い男が再び、最後にスポーツ刈りの男がトイレへ訪れていた。

そして一人の容疑者である髪の長い女性が呟いているのが聞こえた

【はぁーあ、折角昨日買ったばっかりの手拭が無くなっちゃったし…一目惚れして買ったのになァ…】

確かに其の女性の持ち物には手拭が無かった、
昨日買ったばかりで失くしただなんて可哀そうに…





江戸川コナン
…聞いた事ある名前だった?安室さん
安室透
ああ、思い出したよ。綾辻行人、警察署や公安では【殺人探偵】と恐れられている探偵で自身の手掛けた殺人事件を百発百中で犯人を当てる。
推理力だけではそこら辺の探偵よりかはあると思うよ、
江戸川コナン
【殺人探偵】か……殺人事件を担当する探偵だからか?
安室透
さあね?まあ恐らくそうだろうけど、


そんな憶測を立てる二人

そんな二人を嘲笑うかのように


風は吹く、虚空は笑う


京極夏彦
京極夏彦
まあそうじゃろうな、皆そう思う、そう【殺人探偵】の意味を履き違える。


虚空は更に笑う

京極夏彦
京極夏彦
まあ、【犯人が死んだ時の反応が楽しみじゃな】


更なる展開に虚空は胸を躍らせる、


そして小さき探偵と殺人探偵は思惟する___




作者頑張って内容考えましたので……
矛盾点あってもよく考えないでください……本当にお願いします…


まあ、
次回もお楽しみに


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