という訳で私、特務課のエージェントである辻村深月は現在
此処の責任者である目暮警部なるものに話を聞いている。
通報時刻は午前十時二十七分
被害者の男性が倒れたのが午前十時十一分
被害者は三叉神経麻痺による破傷風顔貌、強直性痙攣、弓反り反射、最後に呼吸筋の硬直麻痺による死亡…詰まり【テタノスパスミン】による毒殺、
体中に針穴の様なものは無い事から経口感染
反論する気力も起きなかった、
別に良いじゃないか……
さて、アリバイや持ち物を確認させてもらおう
渋々言いながらも並べてくれた。
一人の___髪の長い___男は
【家の鍵、財布、湿っている手拭、推理小説】
一人の___スポーツ刈り___男は
【車の鍵、家の鍵、財布、目薬、ティッシュ、睡眠薬(不眠症らしい)】
一人の___くせっ毛___女は
【家の鍵、定期入れ、財布、爪塗り、猫のキーホルダー、手拭】
一人の___腰程に長い髪___女は
【家の鍵、財布、手帳、耳飾り、眼鏡が入った入れ】
以上である、
机の上に物を出して私は物に穴が開く程吟味していた。
横の探偵には鼻で笑われたような視線を受けた、
それと同時に横から子供の声が聞こえた
自分の洋袴の裾を軽く引っ張られながら少年に問われた、
江戸川コナンに、赤い蝶ネクタイに蒼のブレザー
特段怪しい所は無い
コナン君に視線を合わせ質問に答える姿勢を見せる。
綾辻先生を指さすコナン君、
そう云えば名乗ってはいなかったか
そう云いながら走り去っていった。
癒される……。
顔に出まくっていたのかもしれないが…まあ良いだろう、
綾辻先生はそっぽを向いた、
……、面倒くさい、
取り合えず被害者と連れの四名の話を纏める。
被害者達が訪れたのは午前九時四十五分、
そして各々が好きな食べ物を注文した、
其の後午前十時頃にたった一つの共有トイレであるトイレに
髪の長い男がトイレへ、次に髪の長い女がトイレへ、その次に被害者が、そして髪の長い男が再び、最後にスポーツ刈りの男がトイレへ訪れていた。
そして一人の容疑者である髪の長い女性が呟いているのが聞こえた
【はぁーあ、折角昨日買ったばっかりの手拭が無くなっちゃったし…一目惚れして買ったのになァ…】
確かに其の女性の持ち物には手拭が無かった、
昨日買ったばかりで失くしただなんて可哀そうに…
そんな憶測を立てる二人
そんな二人を嘲笑うかのように
風は吹く、虚空は笑う
虚空は更に笑う
更なる展開に虚空は胸を躍らせる、
そして小さき探偵と殺人探偵は思惟する___
作者頑張って内容考えましたので……
矛盾点あってもよく考えないでください……本当にお願いします…
まあ、
次回もお楽しみに















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!