カナヲside
ほとんど死にかけにも関わらず、巨大な氷の像を出してくる
まだ、こんな力が…!
伊之助の妹のあなたさんも捕まってしまった
早く…早く首を斬らないと…
よく見て…
氷の粒が荒くなってる
ギリギリの状態でこの技を出してる
技の精度も落ちてる
いける、大丈夫
あなたside
寒い…
氷の像に捕まってから、私の身体も凍り始めた
鬼だから死にはしないだろうけど…寒い…痛い…
ゆっくりだが、身体を侵食していく氷はまるで逃がさない、と言われているようで怖かった
どうして、それほど私に執着するのか
今となっては聞くとこが出来ないけれど、それも怖かった
“知らない事”ほど怖いことはない、
だって、もし
『長い髪が琴葉と似ているから』
と言われれば、私は迷わず髪を切った
『歌声が好きだから』
と言われれば、声を失っても構わない
母と似ている所を無くすのは悲しいことだけれど、もう私は自由になりたい
本当の家族と過ごしたい
なのに…なのに…
…あと、少しなのに逃げられない
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どうも、作者です
最近、スランプ気味で文が面白くないなと思っています。すみません。
そとりあえず、それはさておき
この作品が終わったら(まだ終わるのに時間はかかります)また鬼滅の刃の作品を書くか、別の作品を書くか迷っています。
……どうしよう…
正直、ネタもなくなってきた…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。