「で、何やってんの。」
『死のうとしてました。』
あーもう、ほんとどうしよう。
「はぁ、、、」
『ねぇ、何年生、、ですか、、??』
「3年。」
『げ、、』
「んな事どーでもいい、なんで自殺しようとした?」
『疲れちゃったかr、、、あとちょっとで始業式始まるけど、行かないの?』
「、、、、まじ??」
『うん。』
「嘘だろ、、ほら、お前も。」
『私はいいの、』
「行くぞ、じゃねぇとお前死ぬだろ、。」
『死なないよ、大丈夫、、笑』
「いいから行くぞ、!」
手首掴まれて猛ダッシュ、、痛い、、
『痛い、ちゃんと行くから、、離して、、ください、』
「わーったよ、、来いよ、ちゃんと。」
『うん。』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。