いいえ、いいんです。そろそろ自分の心と気持ちを切り替えたかったんです

ありがとうございます。

三年前、錦＆咲翔と守人＆志重叶で大喧嘩があったんです。
僕は梨衣と仲介役…になってたんです。
女子みたいなんですけどね、
咲翔から僕に、僕から守人に、
錦から梨衣に、梨衣から志重叶に…
こんなふうに話を一つ一つ伝達してたんです

でも、仲介していくうちに、相手の言葉を伝えた時その反感を強く買うのは僕だった。
僕は関係ない喧嘩だったはずなんです。
でも仲介役になってしまったから…梨衣にも苦労させてしまった。
最初は友達だから、親友だから…錦に頼まれて伝達してた…
段々に僕らは辛くなっていた…
正直、守人と志重叶のどうでもいい一言が原因だったから、僕はさっさと…仲直りして欲しかった…

僕はどっちつかずの対応をしていた…
それは梨衣も同じ…
でも、何に喧嘩しているか分からなくなったんでしょう…
僕らに…4人は照準を向けた…
僕は梨衣を巻き込んでしまった、その罪悪感に
押しつぶされそうになった。ううん、押しつぶされた。
梨衣の前では強がって、自分一人になったらぼろぼろ泣いて、
逃げるためにみんなに当たって、言い合って、梨衣をもっと苦しめて、
親友だと思ってた錦に裏切られたと思い込んで、

正直意地を貼っていた。
僕はもう無理だって、我慢の限界だった…
でもいつの間にか、4人は仲直りしてた…
本当に意味がわからない！！
僕の苦しみは何だったの！？梨衣がどんだけ苦しんだと思ったの！？
僕はそうずっと思ってた。でもそれは僕の被害妄想、
ひとりで勝手に逃げただけ。
そんな事分かってた…でも逃げた…
梨衣の前でだけ強がって。…ｸﾞｽｯ

もう終わった話…そう思ってたけど…
やっぱり僕は弱い…ｸﾞｽｯ
こうやって零に…当たってる…ごめん、ごめんなさい…

えっ…！？

え…？

…

…え

(⸝⸝>ᴗ(>ᴗ<⸝⸝)ぎゅ
零ちゃん…当たり前です。僕は零ちゃんを頼ります。