神山side
マネージャーさんから連絡が来て
内容は伝えられず、メンバー全員が集められた
会議室みたいなとこに入ると、
しげ以外のメンバーが居て、
とても明るい雰囲気とは言えなかった。
濵ちゃんが俺に週刊誌を手渡す
その表紙には、
【ジャニーズのスキャンダル!!】
と、大きく書かれていた。
苦笑いで聞いてくる。
やばい、俺、どうしたら。
何も言えず、あたふたしてたら
しげが部屋に駆け込んできた
照史がしげの肩掴んで、
しげは照史を睨んどる
ほかのメンバーは二人の会話を見てて、
俺は何も出来ず俯く。
濵ちゃんが察してくれたんか、
二人の会話を落ち着かせようとしてくれる
やっと、入るタイミング掴めた。
俺らの話きいて、のんちゃんが嬉しそうな声で言うてくれる、
けど、
ほかのメンバーの表情は固く、
地獄のような空気が漂う。
マネージャー「そろそろ時間来てますっ」
沈黙が続く中、俺のマネージャーが部屋に入ってきた
何とか作った笑顔で、みんなに別れを言い、
その場を立ち去った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。