第21話

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2021/06/20 21:00
時は経ち、

2年が経った…。




悟「なんで来ないんだよ…」





悟「任務終わったら来るって…!」





悟「待ってたのに…。」





清水「悟様、入学式に遅れてしまいます」





清水「お急ぎ下さい。」





悟「はいはい」





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《入学式》

在校生の中にあなたは…


いた…!


??「ねぇ、あんた五条悟?で合ってる?」





悟「ん?ああ、」





??「4年間よろしくね〜」





硝子「私は家入硝子」





悟「よろしく」





傑「私は夏油傑。よろしく」





傑「悟、硝子」





硝子「おっと、いきなり呼び捨てか」





硝子「よろしく夏油」





五条「よろしく傑」



















傑「さっき、誰かを探している用だったね?」





傑「誰を探していたんだい?」





硝子「あーね、それ私も気になった」





悟「……あー、」






悟「幼なじみの…従姉弟」





悟「七条あなたってヤツ」





硝子「何年生?」





悟「4年」





傑「へぇー、どこにいるんだい?」





悟「…あそこにいる、白髪の赤眼の女」





傑「ふーん…綺麗な人だね(含)」





悟「あ''ぁ?」





硝子「嫉妬すんなって」





硝子「夏油も、分かっていながら言うなよ」





夏油「すまないね、冗談だよ」







夏油「綺麗ってのは本当だけど」






悟「……」





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《入学式終了》


傑「硝子はとんな術式をもってるんだい?」





硝子「ああ、私?私は─────」


あなた「悟様、遅くなり申し訳ありません」





硝子「あ、あなたさん?」





傑「ああ、悟の幼なじみの…。」





あなた「はい。恐縮ではございますが、従姉弟でもあります」





悟「……なんでそんな敬語なんだよ…」





あなた「悟様は高校生となり、」





あなた「任務へ赴く機会が幾度もございます」





あなた「私は悟様を身を呈してお守りしなければなりません」





硝子「何?五条ってそんな弱いの?」





傑「いや、五条の天才がそんなに弱い訳ない」





傑「きっと、家を継ぐまでは死なれては困るからだろうね」






硝子「あーね」





悟「俺は守って貰わなくてもいい…」






あなた「いえ、護衛は分家としての宿命ですので」





傑「入学当初から名を馳せた弟さんは?」





傑「ダメなんですか?」






あなた「…アレは情報収集専門ですので…。」






あなた「総合的な力では私の方が上なんです」






硝子「弟さんは今どこに?」





あなた「ラジオ局で働いてますよ」





硝子「…?」









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