第15話

14
1,816
2021/03/24 03:04
アキト「うん、実は」





アキト「僕がココに来た中1の時、ココに呪霊は1匹もいなかったんだ」





アキト「あのに、最近になって急増したんだ」





アキト「ちょうど…1週間くらい前」





あなた「1週間前…」






あなた「なんか特別なことでもあったの?」





アキト「いや、ないはず」





アキト「基本ホワイトだからこんなに呪霊がいるのにびっくりなんだけど」





あなた「分かったわ」





あなた「やってみるけど…」





あなた「他に情報は?」





あなた「“情報のアキト”でしょ?なんか情報あるよね?(圧)」





アキト「うん…。」





アキト「この呪霊、多分全部見たけど、」





アキト「女の呪霊しかいない」






あなた「は?女?」






アキト「そう。地下室から全ての会議室まで、全部調べた」





アキト「けど、男の呪霊はいなかった」





あなた「なるほど?」





あなた「呪霊が女に絞られる理由…」






悟「なぁ、」





悟「アキトがあなたを呼び出した形なら俺は要らねぇじゃん」





悟「なんで俺を連れてきたんだよ」





あなた「ん?悟もこういう仕事見といた方が良いと思って」





あなた「私、悟のお母さんからよろしく頼まれてるから」






悟「チッ、俺が来る意味ねぇじゃん」






アキト「ゴジョウ様は案出してくれないんですか?」





悟「その呼び方辞めろ」





悟「悟様と呼べ」





アキト「えー、姉さんには呼び捨て許可してるのにー!」





悟「てめぇには許可しねぇよ」





アキト「えー?好きな人以外には厳しいねぇw」





あなた「女限定?男がトリガーとなっている可能性があるな…でも女達の醜い争いって事も……ブツブツ」





アキト「全然聞こえてないw」







アキト「姉さん、姉さん!」





あなた「んぁ?何?」





アキト「ひとまず見学というテイでラジオ局一周しよう」





あなた「……ええ、そうね」

プリ小説オーディオドラマ