あなた「…なるほどね…」
アキト「緋はなんて?」
あなた「ココに呪霊の核があるらしいって」
あなた「たくさんの書類の束から呪い達の執着が感じられる…と言ってるわ」
アキト「執着?…書類から?」
アキト「じゃあその書類の執着をなくせば良いんじゃない?」
あなた「そんな簡単な話しじゃないわ」
あなた「その執着の元をどうにかしないと意味ないでしょ」
あなた「…悟、何か思いついた事とかある?」
悟「え、俺…?」
悟「えー、……」
悟「……」
悟「何らかの企画書を提出させた…けど全部却下されたとか?」
あなた「有り得るね…。」
あなた「…じゃあなんで女性オンリーなのかだよね」
アキト「そっちの分野は姉さん達に任せるよ」
アキト「僕は情報収集担当だからね」
あなた「…ったく、アンタ頭良いんだからちょっとは考えなさいよ」
アキト「て言っても姉さんよりは良くないから」
アキト「じゃ、( ๑≧ꇴ≦)ゞアデュー!!!!」
アキト (((((((((((っ・ω・)っタタタッ
あなた「はぁ、逃げ足だけは誰よりも速いわね…」
悟「で、どーすんの?」
あなた「んー…企画書却下説で話し聞いてみるか」
あなた「多分アキトもああ言いながらも情報集めてくれてるはずだから」
悟「…凄い信頼だな」
あなた「ん、まぁね」
あなた「私らは姉弟である前にバッテリーだからね」
あなた「姉弟でもあるし…仕事仲間?みたいな?」
あなた「チームワーク抜群よ」
あなた「さ、聞き込み調査しますか」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!