悟「なんで2年も顔見せなかったか聞いて良いよね?(圧)」
あなた「えー、あー…うーんと…」
悟「はぁ?ちゃんと話せよ」
悟「め・い・れ・い!」
あなた「この前のが最後の命令って言ったじゃん!(泣)」
悟「前言撤回」
悟「さぁ、話せよ」
あなた「…守秘義務があるから内容は言えないけど…」
あなた「2年間悟に会えなかったのは」
あなた「私の修行の為なの」
あなた「あんな事件、普通の1級術師なら悟を帰させて当然なんだけど、」
あなた「私は護衛となる術師だから、普通の人と一緒じゃダメなの」
あなた「ちゃんと護衛も出来て悟に社会勉強をさせる事が出来ないといけない」
あなた「だから私は2年間修行をして、大抵の呪霊からは悟を1人で守れるように訓練してたの」
悟「…で?」
あなた「え…あ、ごめん…」
あなた「傍にいれなくて…。」
悟「俺が謝って欲しいのはそんなことじゃねぇ」
悟「連絡くらいしろや」
悟「心配すんだろーが」
あなた「…ごめん」
悟「…いいよ今更」
悟「これからはずっと一緒なんだろ?」
あなた「そう…だね」
あなた「私の任期は悟が卒業するまでだから…」
あなた「ずっとって訳じゃないよ」
悟「え…聞いてない」
あなた「だって悟は卒業するまでには特級になってるでしょ?」
あなた「1級の私いらないじゃん」
あなた「卒業したら晴れて私は自由となるのです!」
あなた「五条の分家なんて肩書きさっさと下ろしたいんだけどね〜」
悟「……自由…になったらどっか遠くへいくのか?」
あなた「うーん、決めてないかなぁ」
あなた「でも、縛られるのはイヤ」
あなた「だから…私を尊重してくれて、」
あなた「いつ任務に行っても良い〜みたいな」
あなた「旦那さん見つけて結婚するかも〜」
あなた「多分丁度、私の結婚適齢期になるし」
悟「結婚…」
悟「…あなたに見つかる訳ねぇだろw」
悟「無理な夢見んな( ◜ω◝ ) 」
あなた「はぁ〜?!失礼な!」
あなた「私みたいなbeautiful lady」
あなた「その辺の男が黙っちゃいないでしょ!」
悟「何その空回った自信www」
あなた「もーーー!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!