you「頂きまーす‼」
そう言ってクレープをほお張る君は、
とても、可愛い、
きっと、誰よりも、どんな人よりも
優しくて、、、人の事を考えている。
そんな気がする、
you「ごちそうさま!」
数分後、君は汐恩のクレープを
食べ終わった。
you「次は、どこ行く⁉」
you「私も‼同じ事考えてた‼」
そう言って、微笑む君の笑顔は、
美しく、毒がある、
君が笑うと、僕の心が痛くなって、
苦しくなる、心臓が、きゅっとなって
締め付けられる、その苦しさに、
なかなか、解放されなかった。
you「木全君?大丈夫?」
you「ほら、行くよ?」
you「あっ!私、BT21のお店行きたい‼」
you「マジ!誰推し?ん?」
you「何で?」
you「そうなんだ‼私はね、グク」
you「うわ~!良いよね!バリカッコイイ」
you「う~ん、そこは、DNAでしょ!」
you「その通り!」
you「ああ‼分かる‼分かる‼分かる‼」
you「えっ、それな何だけど、」
you「ほんとに、カッコイイ!うん!」
you「えっ、!木全君ならなれるよ!」
you「だって、木全君、カッコイイし、
ダンスだってやってるし、、、」
you「うん、だから、頑張ってね!」
ドキンッ
僕の心臓が、高鳴った気がした、
そんなことを考えていると、いつの間にか
着いていた、
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。