体育の時間
あっコイツ居たんだった
あなたちゃんどこかな
暇があれば、あなたちゃんを
探してしまう、はぁ
相当、好きなんやろうなぁ~
あなたちゃんの事
するとそこに、ユウちゃんがきた
正直コイツは、キモい
コイツのしゃべり方は、
語尾に、❤がつくような
話し方だ
あれ、今日は汐恩と居る
楽しそうに話している
悔しいけど、後ろから
見ると、カップルみたいだ
そんなことを言われて
照れている、汐恩の事
好きなのかな、そんなことが
頭を過る、
いやいや、違う違う
だって、泣いてたんやぞ
汐恩の事で
そんなの合ったらいいのに
現実では、ありませんね
私の手を引っ張って
歩いて行く汐恩
連れて行かれたのは、
体育館の裏だった
ギュッ
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。