班長会議が終わり、部屋に帰ると……。
真っ暗、、、
(あれ?
付けとってくれるって言ったやん。
まぁいっか。)
しかし、部屋の中に入ると……
(寝てるんかな?
起きとるって言ってたけどな。)
さらに、布団がひとつ足りない。
5人部屋のはずなのに、布団が4つ。
(自分で敷けってことやんな。
しゃーない、自分が寝る布団やしな。)
一つ一つのことに自分なりにポジティブに
捉えようと頑張っていたあなた。
でも、、
布団の中には誰もいない。
(みんなどこいったん?)
(何これ、どうなってんの?)
怖かった。
(とりあえず、寝よう。
もしかしたら、夢かもしれへん。)
と、布団を敷こうと押し入れに
手をかけたその時……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。