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第21話

ふられた過去







この…



『 落ち着く 』って感覚…









末っ子 あなた
 …寒い、から…  もどろ、 







私は、崇裕から そっと離れ、



振り向き階段を降りた。











さっき崇裕に聞かれた『 怖い 』ってのも、、、



あながち間違いじゃないのかも…









崇裕に限って、、、って、思いたいけど…



そんな私の希望を裏切られる、、、























そんな気がするから…





















" 純粋ホワイト"だなんて…



誰が言ったんだか…



























次男 たかひろ
 ゴメン、あなた… 
末っ子 あなた
 えっ…? 
次男 たかひろ
 俺、、
なんか悪いことしたみたいやな、





まだ何もされてないのに、



私の心が荒んでる ばかりに、崇裕を悲しませてしまっているんだ…






末っ子 あなた
 ううん… 崇裕は何も悪くないから… 







チラッと崇裕の顔を見ると、



運転席のフロントからの サンドがかった光に照らされて、



なんとも セツナく悲しげな顔だった。















いつもなら…



_______


次男 たかひろ
 そぉかぁ?w 
次男 たかひろ
  俺、鈍感やからな~w
やな事あったら、言うてや?w


_______





なんて、自分をさげすんで、



笑いに変えたりして…




























次男 たかひろ
 俺には… なにも言えへんか? 






ココは どこだろう…?



どこだか分からない、薄暗い駐車場に車を停めた崇裕が、



助手席で何も言わず、ただ窓の外を見ていただけの私に しびれを切らした様に発した。







次男 たかひろ
 最近、あなたの様子が何かちゃうのは、
みんな気づいてんねん、
末っ子 あなた
  ・・・・・  
次男 たかひろ
 オトンの事が あったからな、
辛いのは、当たり前なんやけど…
次男 たかひろ
 なんか、、それとは ちゃうやろ? 







私、、、プロ失格だな…





どんな事があったとしても、普通にしてなきゃダメなのに…








末っ子 あなた
 ごめんなさい。 
末っ子 あなた
 仕事に影響しちゃってたなんて… 
末っ子 あなた
 … 気づいてなかった、
次男 たかひろ
 別に影響とまでやないよ、 
次男 たかひろ
 けど、、何があったん? 
次男 たかひろ
 俺には、話して欲しいねんけど? 











崇裕は、いつもこうやって、私の悩みを探り当てる。


以前、彼氏と別れた時だってそうだった。









_______





高校2年の秋。





時間は…





24時を少し越えていた。






長男 じゅんた
 遅いやんっ! 
末っ子 あなた
 うっさ…ボソッ、 
3男 あきと
 おまえなぁ、連絡くらいよこせや! 
末っ子 あなた
 … あのねぇ、あなたたちは親なの? 
、、違うでしょ?
長男 じゅんた
 オトンが海外出張してる時は、
俺らが 保護者として、お前を…
末っ子 あなた
 無事だから、、
末っ子 あなた
 もう、、ッ、、イイ、でしょッ、…? 





こんな時に泣き出すほど…


私の心は無事では無かった。






私の涙を見て、淳太も照史も、言葉を無くした。






私が、フラれたことを、、、知っていたから。






末っ子 あなた
 ごめん… 




私は地下のスタジオにこもった。





ここなら、泣き声も聞かれないだろうから…










私は、広い床に、大の字で寝っ転がり、


スタジオの静けさに、刺されるような気持ちでいた。


















しばらくすると…



ガチャッ!!


次男 たかひろ
 あなた? 、、 夜食、付き合うてや? 
末っ子 あなた
  、、、は? 





崇裕は、お盆に何かを乗っけて、



危なっかしい手つきで、地下の重たい扉を開けた。






次男 たかひろ
 今夜なぁ、
照史のシチューやったんやで?
末っ子 あなた
  ・・・・・   





広い床の真ん中にお盆を置き、崇裕がその脇であぐらをかいて座った。





シチューからは湯気が立ち昇り、


お茶と、フルーツの小皿が並んでいた。







次男 たかひろ
 一緒に食べよっ? 





「 ホレっ 」と渡されたシチューの器を受け取ると、色んな事に気づいた。



末っ子 あなた
 コレさぁ… 
たか兄が盛り付けたでしょ?
次男 たかひろ
 ふふっw なんで分かった? 
末っ子 あなた
 リンゴ… いびつだし、
次男 たかひろ
 照史とか智洋みたいには 
いかへんねんw
末っ子 あなた
 でもさ、、たか兄は それがイイよ、
次男 たかひろ
 ふふっw ディスんなやw 
末っ子 あなた
 癒されるしw 
次男 たかひろ
 だからディスんなや~w 
末っ子 あなた
 ふふっw 
次男 たかひろ
 俺もさ… 





そこまで言いかけて、


たか兄は、ばつが悪そうに 俯いた。














なんだか微かに、泣いてるような感じがして…






末っ子 あなた
 … どう、したの…? 







少しだけ、俯いた顔を覗いた。



























次男 たかひろ
 俺も… さっき、別れてきたんや、
次男 たかひろ
 彼女と… 
末っ子 あなた
 ッッ!!  、、 えっ、どうして? 








たか兄は、ビックリした私に、チョット苦笑いをして、


ひとつ、、、ため息をついてから、話し始めた。










次男 たかひろ
 ずっと、
ホンマに好きなんかなぁ~って、
次男 たかひろ
 なんかちゃう気がしててん… 
末っ子 あなた
 そう、、なんだ… 






お似合いだと思っていた ふたり。



だから余計に、セツナさが、私の中をジワジワと支配していった。







次男 たかひろ
 あなたが そんな顔すんなやぁ~w 
次男 たかひろ
 コレでも、、俺は、 
良かった思ってんねんから!
次男 たかひろ
 スッキリした!
なんて言い方アレやけど…
次男 たかひろ
 そんな感じ、w 
末っ子 あなた
 そっか… 
じゃぁ、、私と同じだね…
次男 たかひろ
 え?、、あなたが フったん? 
末っ子 あなた
 それは、、違うけど… 
次男 たかひろ
 あ~ 、、 あなたをフる奴なんて、
この世に存在するんやなぁ?w
次男 たかひろ
 めっちゃ ええ子やのになぁ? 
末っ子 あなた
 たか兄… でも違うの… 
次男 たかひろ
 腹立つわ~w  
次男 たかひろ
 あなたの彼氏になりたい奴が、
どんだけ居ると思ってんねん、なぁ?
末っ子 あなた
  、、私が悪いの… 
次男 たかひろ
 あなたが悪いことなんてあるかいな~ 
次男 たかひろ
 そんなもん、たか兄が保証したるわ! 
末っ子 あなた
 違う!
ハッキリしない私が、悪かったの…
末っ子 あなた
 だから、、
彼のことは悪く言わないで…




ッッ!!!








たか兄…







私は、たか兄に抱きしめられていた…












次男 たかひろ
 あなたは悪ないッ!!! 
次男 たかひろ
 アイツ、俺に約束してんねん! 
次男 たかひろ
 あなたを絶対に幸せにする言うててん! 
次男 たかひろ
 せやのに、、
惚れさせられんからって…
次男 たかひろ
 あなたに辛い思いさせて… 
次男 たかひろ
 男なら、
そこカバーせなアカンのとちゃう?
次男 たかひろ
 たったひとりの、、彼氏なんやから… 









たか兄のこんな泣きそうな声…



初めて…













たか兄の腕が、キュッ!っと私を包み込む。







暖かい。

























男の人って…


こんなこと、考えたりするんだ…










_______