第94話
掛け持ち
滝沢くん
「 大丈夫、それぞれのグループの仕事はそのままで、プラスして動いてもらう形をとる、 」
「 媒体としては、、動画配信を考えてる。」
「 で、のちのちには、どこかのステージでお披露目も考えてるところだ、」
と、ノートパソコンを向けられ、振り付け済の候補曲を数曲か聞かされた。
滝沢くん
「 各々のグループには、マネージャーから知らせてもらうように伝えてある。」
「 まず、君たちには… 」
「 ユニットのネーミングを募集してもらいたい! 」
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私たち3人は、だだっ広い会議室で、
空を掴むような心境のまま、
なんとな~く、喋っていた…
フンっ! と、鼻を膨らませる柚夏の顔が、
めっちゃコミカルで…
私たちの笑い声が響いた時…
平野「 あっ、やっぱり~w 」
高橋「 外まで可愛い笑い声が聞こえてたよ~w 」
高橋「 廉も居るよ?!」
ッ!! 廉くん、、だ…
気まづくて、視線 合わせられないよ…
平野「 御三方 揃ってるの初めて見たかも!」
高橋「 やっぱそうなんだ!紅一点のイメージだもんね!」
平野「 あでも、ウチに紅一点いたらヤバそうw 」
紫耀くんは おちゃらけで、廉くんを指差した。
高橋「 でも、すぐ口説いちゃうからね~w 」
高橋「 え、ホントに?」
平野「 じゃぁ、あなたちゃんは?」
高橋「 そうだよ、Jr でも一緒だったし!」
私としたことが…
急に話を振られて、固まってしまった…💦
てか…
とっさにウソついちゃったよぉ~💦