第64話
____。
え、思い出したん?
ぅ、うん…
ごめん大毅… 私さ…
コンコンっ!
自分の決心を言葉にしようかと思ったのに、
ノックの音に遮られた…
あなた? 起きとるか?
淳太の声に大毅が小声で慌て出した!
っ、やべっ
あなた、隠れるぞ!
え、ちょっ、なんで私まで!
大毅が潜り込んだ掛け布団に、私までもが巻き込まれた!
あなた~?
話しがあるんやけど…
っ、、な、なに?
入って、ええか?
布団の中の大毅は、ダメダメっ!と手のひらをフリフリする…
えっ…と…
だ、ダメ… 、、かな、
え?、着替えとるとか?
違うよ、、寝てる… かな、
やっぱ具合悪い?
ぅ、、ぅん…
顔見たいから、入るで…
ッ!!!!
ガチャっ!
そっと開く扉の音の次に、
側まで来る人の気配がした…
あなた?
ご飯 食べられへんのや…
あ~ 、、ぅん…
なぁ? 顔見せてや?
っ、、な、なんで?
心配やから、
私なら大丈夫、、だから…
はぁっ… と、
重たそうな ため息が聞こえた…
俺の事… 嫌いになった?
えっ?
でも、あのままやったら
確実に風邪ひいとったし…
淳太が着替えさせてくれたんだ…
だったら…
私は、ひょっこりと布団から顔を出した。
ううん… 怒ってないし、
嫌いになんかなってないから…//
むしろ…
や、でもごめんな…
あなたに、その気が無いの…
分かっとったのに…
えっ!
えっ!
は?、、もしかして…
バサッ!!!
淳太は、私の足元の掛け布団を めくり上げた!
ひえっっ!w
おんまえぇ~! なにしとんッ!!
うっさいw
淳太には関係ない事や~!
俺と あなたの仲に
入り込まんといてくれるぅ??w
ッ// 、 仲ってッ///
どんな仲やねん!
え、チュウしたり?w
はぁ~ッ??
チョット 大毅ッ!!
まぁ、それからイロイロと?w
っ、、イロイロて!
二日酔いの子に何しとんっ!
は? ほな淳太は、
酔うてる子に何したん?
なんもしとらんわッ!!
あなたは昨日、
シたって言うとったで?
っ、、え…
大毅は、なんだかんだと言葉巧みに、誘導尋問をしていく…
頭脳派の淳太でさえも タジタジだ…💦
でも…
淳太は、嘘をついていたワケではなかったみたいで…
あなた… シたん、か…?
、、っ… えっと…
ハッキリ教えてや…
シたんか?
、、ぅん…
酔うてたから、、か…?
それとも、、好きやから…?
へっ//?
まさか…
,
流星を… 選んだんか…?
流星…
どうして、、、流星が出てきたの…?
私…
酔って、何しちゃってたんだろう…??💦
シェア&お気に入りしよう!
この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!


- ファンタジー
update 2021/01/08現実逃避クラブ~異世界への扉~
「あーもう!こんな大人の言うことばっかり聞いてられるか!」 現実なんて見たくない……逃げたい! そう思うこと、ない? 「……そうだ!」 何事にも、最初の1歩を踏み出すことが大切。 「ねぇ、______」 初めは周りに反対されることもあるかもしれない……でも 「まぁ、いいんじゃない?」 「わぁ、面白そう!」 「わ、私……入ってみたいな……」 「あー、私もそう思ってたとこ」 きっと賛成してくれる人だって、いると思うんだ。 周りの大人がなんと言おうと、実行するのは私たちの勝手。 そう、現実なんてポイッ! そんな私達。名付けて…… 「……現実逃避クラブ!」
visibility 945grade 16favorite_border 55 - ファンタジー
update 2020/05/15名も無い雑草にも生きる意味がある
親の期待に応える事を目標としてきた真宙、然しそれはいとも簡単に弟聖の手によって壊され地位も威厳も失った。 そんな真宙の唯一の味方 それが ── 家庭教師の龍也 ── 彼が持つ最大の秘密それは… 【大量虐殺】を行った男の息子であり彼もまた人を殺めた殺人鬼…。親に見捨てられた真宙と殺人鬼との絆 ── 二人の間にあるのは【絶対的な絆】 殺人鬼に心酔し彼の為に生きたいと願う真宙、そんな彼を傍に置き続ける龍也。 彼は言う。 ── この世はみんな、狂っている…── ※表紙を新しくしました ※新話を公開しました《2020/05/03》 ※ジャンルを変更しました 《第一章 1~13話まで公開済》 《第二章 14~29話まで》 《第三章 30~54話》完結 《あとがき》
visibility 2,193grade 22favorite_border 165 - 青春・学園
update 2020/12/24夕刻、君と歪んだまちがいさがし
誰かを守るためには自分を、自分を守るためには誰かを犠牲にしましょう。 人には人の考え方がある。 ねぇ、あなたのそれは正しいの? 「これはいじめなんかじゃない。私が望んでこうしているだけ」 父親の仕事の都合で転校することになった葉山茜。 彼女を待ち受けていたのは平穏な学園生活ではなかった。 クラスで行われている“これ”をいじめと呼ぶにはどこか違う。 だって被害者である彼女が全てを受け入れているんだから。 いじめの定義って何? 茜はクラスメイトの異常な関係性と錯綜した思いを解く事ができるのか__ 。
visibility 1,563grade 29favorite_border 143