第11話
笑顔は恋の落とし穴?
ひとり撮影…。
カメラマンさん
「 あなたちゃん、硬い硬い~ 」
カメラマンさん
「 じゃ、一旦休憩入れよ? 」
アシスタントさん
「 はい、休憩入りま〜す!」
誰が見ても落胆してるのが分かるほど、
私は落ち込んでいた。
私がそんな状況だってのに…
一旦、楽屋へ戻ると、
いつものように、ワチャワチャしてる兄たち。
やっぱ、ほか行こっ…
そう思って、後ずさりしながら、開けた扉を締めようとした時、
ニヤニヤしながら、私の腕をつかみ、
私は大毅に、強引に楽屋へと連れ戻された。
こんな風に、ほっといて欲しい時こそ、絡んでくる大毅。
相手の気持ちを、分かってるのか分かってないのか、、、
分からん。
そういう能力の持ち主だ。
フテクサレた顔をしながら、大毅に引っ張られ、ソファーに座らされる。
目の前のテーブルには、ジェンガとオセロがのっていて、
大毅と照史と流星と望は、4人でジェンガをしていたようだ。
せっかく盛り上がってたところに、今の私が入ったら、絶対 場の空気 悪くなるよ…
いっつもこんな会話です。
あきれるほど、こんな会話です、、、
ワチャワチャの中を、こっそり すり抜けようとした時、
呼び止められそうになり、見え見えのウソで すり抜けた。
と、思ったのに…
バタンっ…
楽屋から数歩 歩いた時、扉が閉まる音の次に聞こえた、
振り向くと、頭をクシャクシャっとされた!
ぷくっと膨れて、大毅を睨んだ!
ッッッ!!!
その言葉に、私の胸が握りつぶされる感じで、
足が止まった。
大毅は、たくさんある歯をキランッ✨とさせながら、
笑顔で、私を抱きしめた。
ポロッと落ちた頬の涙が、
大きくて深い懐の、大毅の衣装に触れていた。
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アシスタントさん
「 すみません、コンセプト変更です! 」
「 あなたさん。えっと… 大毅さんとペアでいきます! 」
突然の変更。
きっと、私のせいだ…
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ひろでぇーす(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"
アンケートにはもう、コメしてくれたかな?
まだまだ、受付中だよっ((੭ ᐕ)੭
hiro🌙🌙