俺たち、私たちの思い出をお話しようかな
那須雄登side
やっと!やっと!やっと!あの!高校の入学式!
今まで頑張って勉強してきてよかった~
憧れてたからな~
あ、やっば電車
呑気に独り言をいいながら準備をした
よし!髪の毛もおっけい!
いってきます!
誰もいない空間にそう告げ家を出た
あなたside
うわ~やっとだ~
今までがんばってきてよかった~
絶対無理だと思ってたのにまさかの合格!!!
あの時、諦めなくてよかった~
この制服可愛いんだよね~ず~~~っと着たかったの~
呑気に独り言をいいながら準備をした
髪の毛もよし!
クマも消して!
香水も少しシュッ!
よし!これでおっけい!
いってきまーーーす!
誰もいないのに_____
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。