第11話

平和会
240
2023/09/05 08:00
5番目
それって……?
6番目
ん〜……この前みたいに自分の言ってることが間違ってるって自覚できる日とね
6番目
今日みたいにこれはあってるんじゃないかーって自覚が中々できない日のふたつあるんだよ
5番目
記憶障害の一種か…?
6番目
きおくしょうがい?…よく分かんないけど、そろそろ次の部屋行こ〜!
5番目
……あぁそうだな!
いつもみたいに元気に笑っていたのが安心したのか、微笑んでついて行った。
勿論、弟がよく分からないことを言い出してもっと聞き出したい気持ちはあるんだろう。
記憶障害だったら、もしも……などの不安もあるとは思う。
なのに深く聞かないのは、きっと面倒くさいなどの感情ではなく、心配をかけたくないなどの、
彼なりの優しさなんだろう。果たして吉と出るか凶と出るか
5番目
次はどんな部屋だろうな
6番目
多分ね、みんなで遊べるような楽しい場所だよ!!
5番目
もしかしたらまた勉強するところかもしれないぞ?w
6番目
え〜…やだ
5番目
www
長針と短針が重なり合う正午の時間帯。
一通り室内を回り終わり時間も時間なのでお昼を食べにリビングに向かっていた。
医者
あ、ちょうどいいところに来たね。今呼びに行こうと思ってたんだ
リビングには医者が居て、ちょうど食器の配膳をしていたところだった。
医者
遅かったね、そんなに広かったかい?
ここの孤児院はそこまで広い訳じゃなく、そんな何時間もかけるような広さじゃないのだ。
まぁここまでかかったのは途中で話したりしているのがとてつもなく多かったのだ。

だからといって3時間程度は異常過ぎると思うが……あ、念の為言っておくが立ち入り禁止場所を除いたここの施設は小学校より少し小さいか否か程度の大きさを目安に作られている。
5番目
いや、そこまで広くはなかった
6番目
いっぱい喋りながら来たんだよ〜!
医者
はは、そうかい。それは良かったね
医者
あ、今からご飯だから椅子に座って持っといてくれないかい?すぐみんなを呼んでくるから
6番目
はーい!
そう言って医者は2階の部屋に向かっていった。
6番目たちはやることもないので言われた通りに席に着いて一緒に喋っている。


今日の昼食はミートソーススパゲッティ。
青白い着物のようなこの服に赤色のソースがついたらかなり目立ちそうだ。
きっとシミが着いてしまうだろう。
つかないといいが……まぁそれは無理なお願いだと思われる。

小さい子供というのは大体が服に食べ物をこぼしてしまうものだ。
勿論こばさないような小さい子供もいるがほんのひと握りだろう。
彼らがそのほんのひと握りとは思えない
2、3分たって医者や他の子達が2階から降りてきた。

時間的にお腹がすいていたのだろう。朝よりも随分早く席に全員が座り、それぞれ食べ始める。
フォークを上手く使い麺を巻き付け服どころか口周りも汚さないように食べたり、
汚れなんてお構い無しに麺をズズ-っとすすって食べ進めたりしている。



食べ始めてから、大体45分程経ち、全員が完食したようだった。
食べ終わった者たちの服を見ると何人かはシミ一つない綺麗な服だった"が"
残りの2人の服にはシミが着いていた。

でかでかとまだら模様のシミをつけており、おとすのが大変そうだ。
2番目
あんたたちねぇ……もうちょっと綺麗に食べれないの?
1番目
あっは!無理だな!
6番目
ん〜難しい!
5番目
お前なぁ……w
この後医者が替えの服に着替えさせた後、2人分のシミを落とすために洗面所でひたすらに手洗いをしていたとか何とか……。
医者はもうこういうミートソースはもう作らない。失敗した。と独り言をぶつくさ言っていたんだとか……。
6番目
お兄ちゃんお兄ちゃん!今度はさ、お外行ってみよ〜!
5番目
外か?
6番目
うん!おうちは見終わったから、今度はお外行こ!
食べ終わってすぐに体を動かすと横腹が痛みそうだが大丈夫なのだろうかこの子達は……。
それはそうと、凄まじい行動力だ。一日でこの孤児院全体を把握してしまおうなんて。
大体こういうものは数日に分けてちょくちょく覚えるのが普通だと思うのだが……。
学校みたいに即覚えなきゃ移動教室分からない。とかになる訳でも無さそうなら尚更。


だがその行動力を妨げるように医者がやって来た。
医者
あ、喋っているところ悪いけど、ご飯の後は勉強だよ。孤児院から出たあと勉強できなかったら辛いだろう?
6番目
え、お外で遊べないの?
医者
遊べるけど、その前に少し勉強してからだね。2時間、多くとも3時間以内には終わるから
5番目
あー、分かった。場所は?学習室みたいな名前だっけか、そこでいいのか?
医者
あ、もう行ったんだね。そこだよ。もし分からなかったら1番目とかにでも着いて行けばいいさ
6番目
はーい
何を言い出すかと思えば勉強か……そういえば今は夏休みシーズン半年も遅れを取っている訳だが大丈夫なのだろうか。
勉強がつめつめになりそうだから出来ればやりたくないところ。
だが孤児院から出て勉強ができなかったら…確かに悲惨なことになりそうだ。
結論、勉強はダルい。と感じる人が多い


色々脱線したが、学習部屋だかなんだか名前を忘れたがそっちに行く道を2人は覚えているのだろうか……。
5番目
お前、そっちじゃないぞ、道。こっちの通路から行けただろ……
6番目
……え、そうだっけ?
5番目
そうだけど…覚えてないのか?
6番目
一気に覚えるのは無理だよ〜……
どうやら道を覚えていたようで軽い雑談を交わしながら向かっていく。



教室まんまの扉を開き、中に入ると椅子と机が6つ用意され、椅子の裏には番号が降ってあった。
2番、3番、4番は2番目、3番目、4番目が座っているので椅子の番号は自分の番号だと察した。
3番目 タネさん
あ、来ましたか?もうしばらくしたら医者さんが来ると思うので席で待っててくださいね!
言われた通り席につき、暇なので隣にいる5番目と話をして時間を潰していた。
内容はくだらないようなこと。コロコロと話題が変わって最初何を話していたか忘れるくらいのマシンガントークっぷり。

5分程マシンガントークをしていると、ガラガラとまた教室の扉が開き、1番目を連れた医者がやってきた。どうにも迷子になったんだとか。
4番目
……また迷子になったの?
1番目
ここが複雑すぎるんだよ…
なんて言い訳をしつつ1番前の席に1番目は座った。

医者は持ってきたカゴの中からプリントの束を何冊か取り出し、それぞれに配っていった。
内容は年齢に合わせた算数や国語。理科や社会等の詰め合わだ。


6歳の2人に配られたのはひらがなや1桁の足し算などの簡単な1年生のもの。
とりあえず最初は医者が隣から説明しながら取り組むらしい
医者
えーと、とりあえずそのプリント開いてみてくれないかい?
6番目
プリントってこれ?
医者
そうだよ。それを開いて見るとひらがなが書いてあるんだけど……読めるかい?
そう言われプリントの1ページ目を開くとひらがなの「あ」が書いてあった。
実際書けと言われたら中々かけず、「お」や「め」になってしまう覚えにくい部類に入るであろうことが多いひらがなだ。
5番目
えーっと……あ?
医者
6番目は読めるかい?
6番目
ん〜……?
5番目
俺と違って本読んだりしてないからな、お前は
6番目
お外で遊ぶ方が楽しいよ!
5番目
いや外で遊ぶのも楽しいけど本も読んどけよ?
医者
とりあえ6番目、これは「あ」って読むから覚えといて?
6番目
はーい!
医者
じゃあ1回なぞって_____
と、この辺は長くなるから割愛させてもらうが、今日はひらがなを1時間ほど、1桁の足し算を1時間ほどでだいぶ覚えた。本人たちも苦ではないようでどんどん理解を深めて言ったようだった。
もちろん他の1番目たちもそれぞれ、面積の求め方だとか、漢字だとかを一生懸命に書き写したり、理解を深めて言ったぞ
あれ……おかしいな。元は2500字でこれよりも進む予定だったのに
……3000であんまり進んでない……やべぇ予定が狂ってる。
内容も改めて読み返すと特に何を伝えたいのかすらもわかんない……失敗したなぁ
てか3000て初めて書いたけど何気にあっという間にこした……。
これから字数増やしてゆっくり進行か、字数減らして少し早く進行か悩みどころ……。
あ、次回予告です!
次回は"キミはだぁれ?"の予定です!今回の予定が狂ってしまったのでもしかしたら違くなるかも…?
予定が狂うことのないようにこれからしっかり考えるかぁ?いやでも予定は崩壊してなんぼ……
ここもまた悩みどころ!

あ、今回はほぼ脳死で書いたので誤字脱字矛盾その他etcを見逃してください

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