第15話

お祝い
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2023/09/28 12:00
医者
おーい、そろそろ朝だよ?
いつの間にか部屋にいた医者が隣でからかうような口調で起こした。
6番目
え、もう朝!?
医者
冗談だよwほら夜ご飯食べに行くよ
飛び起きたのにしっかり(?)嘘。イラついた様子で6番目は頬を膨らませた。
まぁこれで夜ご飯が食べられなかったら問題なので仕方ないと割りきれはするが起こし方に悪意しかない
1番目
ん?あ、やっと起きたのか!
6番目
あ、1番目のお兄ちゃんおはよ~!
2番目
あんた待たせてるくせに呑気ねよ。ごめんくらい言えないのかしら?
6番目
ごめんなさい……
4番目
……情緒激しすぎ。茶番長い。早く食べよ
4番目のファインプレーによって当分続きそうな茶番を止められた。
今回は暖かいうちに食べられそうだ。あ、因みに今日の夜ご飯は赤飯。
なんでも5番目と6番目が孤児院に入ったことを祝うためらしい。
他は25cm程度のアユ。煮物。お味噌汁。お茶。至ってシンプルな和食だ。
5番目
何か飯が赤い……?
3番目 タネさん
あ、これは赤飯って言って、文字通り赤いご飯です。味は問題ないですよ!
3番目 タネさん
なんでも赤飯はおめでたいって意味があるらしく、お二人が入ったのでお祝いの赤飯です!
5番目
へぇ……そうなのか?
3番目 タネさん
はい!といってもこれはお姉様に聞いた話なんですけどね…?
赤飯を初めて見て驚く5番目と詳しく説明してくれる3番目。
まだうまく箸が使えないためフォークを使って赤飯を食べるとおいしかったのか目を輝かせながら二口三口と食べる5番目を3番目はとなりから微笑ましそうに赤飯を食べまがら見ている。
4番目
魚って骨があるから嫌いなんだけど…
2番目
魚の骨はこんな感じに真ん中に箸を入れて……で、こうすると簡単に取れるわよ
4番目
こんな感じ…?あ、ほんとだ。取りやすい
2番目
後はもう骨がないから簡単に食べれるわよ
4番目
へぇ、覚えてとく
魚の骨の取り方を実践してやる物知り2番目と素直にありがとうが言えない4番目。
結構簡単に取れるのでぜひこれからも実践していきたいところ。
6番目
1番目のお兄ちゃん!
1番目
お、なんだ?
6番目
このにんじんすっごいやわらかいよ!
1番目
あっは!煮物はそういうもんだぞ!
6番目
そうなの?
1番目
おう!鍋で柔らかくしたものを煮物って言うからな!
6番目
へ〜
にんじんが気になる6番目とそれを横にずっと笑ってる1番目。
個性豊かとはこのことだ。
医者
ほら、喋ってないで。ご飯冷めちゃうよ?
そう言われ止めていた手を動かし始める。

そういえば、お祝いというものは普段食べないような珍しいものを食べるというようなイメージが付着しているがこの孤児院は山にある。
買い出しに行くのが時間かかってしまうのでめんどくさいのだ。
ここで勘の言い方なら気づくだろうが最初の方ででてきたお口が悪い男さん等の他の職員もいるんでは無いかと。もちろんいるに入るがその人たちは仕事で忙しい……のと、自分たちの買い出しで手がいっぱい。子供達の買い出しに行けるような時間も金も人数も保存方法も整備された道もないのだ。
おまけにネット通販も道が整備されてない山道や、町との距離の問題で送料が高くなってしまうらしい
医者
あ、そうだ。2人とも後でこっち来てくれないかい?健康診断とかいろいろあるんだ
6番目
ん!
5番目
食べ終わってから話さないとぎょうぎがわるい?から食べ終わってから話せよ?
6番目
はーい
6番目
で、お医者さんなーに?
ご飯を食べ終わり医者の方に向かった。
医者
さっきの話聞いてた?
6番目
全く!
医者
返事したよね?
5番目
オレも聞いてない
医者
……健康診断とか、身長とか、色々するからって言ったよね?
医者
で、時間足りないから明日も潰れるよっていうこと
5番目
え明日やるって言ったか?
6番目
ん〜言ってない気がする!
医者
今言った。はい終わり。とりあえず今日は身長とか体重。その辺を軽く済ませちゃうから
医者
髪の毛解いてこっちおいで
6番目
はーい
5番目と6番目の髪型は上の方でリング状に結び余った髪をそのまま肩の高さくらいまで下ろしている。
髪を下ろすと胸くらいの高さまであるらしい。
医者
じゃあどっちからでもいいからここに乗ってくれない?
5番目
ここか…?
医者
そう。そこ。動かないでね
初めにやるのは身体測定。
知っているとは思うが名前の通り身長を測るための道具だ。
6歳の身長の平均は116cmほど。
5番目の身長は……
医者
えーと、114…うん。問題はないね。
5番目
114?何が?
医者
身長だよ。背の高さって言ったほうが伝わりやすいかな?
6番目
僕は〜?
医者
今から測るから……っと、そこ立って動かないでね?
5番目はすんなりと測れたが6番目は落ち着きがなく、なかなか正確に測ることができない
5番目
動くなって言われてるだろ……ほら、きをつけ
6番目
はーい……
お兄ちゃんの言うことは聞くようで、少し頬を膨らませつつもピタッと止まった。
医者はさすがお兄ちゃん とからかいながらも身長を測り終えた。
医者
えーと、君の身長は…113.7だね。異常はなし。
6番目
僕が113で、お兄ちゃんが114だから…僕のほうが小さい?
医者
ほぼ一緒みたいなところはあるけどね…一応そうなるかな
6番目
へー……
医者
さて、思ったより時間使っちゃったね……今日はもういい。お風呂に入ったらもう寝といで
時計を見ると八時半。確かにこれから体重でも測るとなると6番目がまたじっとしなかったりして9時
このまま体重でも測ったらまた6番目がじっとしなかったらもっと時間がかかって良い子が寝る時間を過ぎてしまうだろう。

そう思ったのか医者は今日で切り上げ。といった感じで話した
5番目
分かった
医者
もう皆入ったと思うから、のんびり入ってきてもいいけどのぼせないようにね
6番目
わかった!じゃあお風呂入ってくるね
医者
溺れないようにね〜w
5番目
バカにしてんだろ
医者
うんしてる
やっぱり段落多いかな?
いや、でも状況を詳しく伝えるためには段落が必要なんだよね…
たいへんだぁ(^o^)

あ、今回も平和会が続いております!
一章は結構平和会が多い予定でございます!
でも安心してくださいもうそろそろハプニングでも起こそうかと企んでいるので!

あ、一週間期間が空いてしまったのは完全に投稿を忘れていたのと一生話しが詰まってたからですねバンザイ!

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