はるかside
拓哉「はるか遅い」
はるか「ご、ごめん、」
(拓哉がはるかの腕を掴む)
拓哉「ちょっと来て、」
はるか「う、うん、」
はるか「ここって、」
拓哉「俺ん家」
はるか「ちょ、え、うち行くの?」
拓哉「うん、来て」
はるか「ちょ、」
拓哉「いきなり連れてきてごめん」
はるか「う、ううん大丈夫、」
拓哉「ありがと」
はるか「で、なんでここ連れてきたん、?」
拓哉「はるかと、いたかったから、2人で、」
はるか「え、?」
拓哉「だってこの前風雅と楽屋で2人やったやん??」
はるか「ま、まぁあれは、」
拓哉「だから彼氏じゃないけどやだって思った」
はるか「なんで、?」
拓哉「そ、それは」
はるか「??」
拓哉「そのうちわかる、」
はるか「そ、そっか、」
拓哉「怖い?今」
はるか「え、?」
拓哉「俺のこと」
はるか「う、うん、」
拓哉「ごめん、な」
はるか「う、ううん、」
拓哉「今日家に親おらんの?」
はるか「今日?今日はうん、親出張」
拓哉「俺も出張なんやけど、泊まってく?」
はるか「え、?」
拓哉「もし、はるかがよければ、」
はるか「じゃ、じゃあお言葉に甘えて、」
拓哉「ん、」
拓哉「はるか、いつも通り接してくれへん?」
はるか「え、?」
拓哉「俺が怖い思いさせたのは分かってる、けどはるかと楽しくいつも通りのはるかとお泊まり会?したい」
はるか「わ、わかった!!」
拓哉「あ!戻った!ありがと!」
はるか「うん!」
拓哉「はるか先風呂入る?」
はるか「うん!」
拓哉「おっけー!」
はるか「でも、うちパジャマ持ってない、」
拓哉「あー、俺の貸すわ、ちょいまち」
はるか「ありがとう!」
拓哉「先入ってていいよ、あとで置いとく」
はるか「う、うん、ありがと」
拓哉「いや!見ないよ!?」
はるか「そ、そうだよねっ!あ、ありがとう!」
拓哉「う、うん!」
拓哉のTシャツでかっ
まぁいっか
はるか「拓哉〜お風呂先借りたよ〜ありがとう!」
拓哉「う、うん!//」
はるか「どうした?」
拓哉「う、ううん、俺風呂入ってくるわ」
拓哉「出たよ〜」
はるか「おかえり!」
拓哉「やっぱ、Tシャツでかかったな//」
はるか「あー、いいよ!大丈夫!」
拓哉「俺が大丈夫じゃないんやけど」
ドンッ
はるか「ちょ、拓哉?」
拓哉「はるかってそういう目で俺のこと見たことないん?」
はるか「ちょ、拓哉っ、離して、」
拓哉「無理」
はるか「なんで、?」
拓哉「理性どっかいったから」
はるか「え、」
拓哉「だめ?」
はるか「だめだよっ、メンバーだよっ?」
拓哉「そ、そうだよね、ごめん」
(2人とも起き上がる)
はるか「こちらこそ、ごめんなさい、」
拓哉「なんではるかが謝るん!?」
はるか「だ、だって、泣」
拓哉「あー!泣かんといて!!」
(拓哉からはるかにバックハグ)
はるか「っ」
拓哉「俺のせいやんな、?ごめんな?」
はるか「う、ううんっ、うちもごめんね」
拓哉「はるかは悪ないよ?」
はるか「あ、ありがとっ」
拓哉「そろそろ寝る?」
はるか「うんっ」
拓哉「おやすみ」
はるか「おやすみっ」
→NEXT
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。