第21話

21話
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2023/12/07 06:55
どもども、作者のAsterです
あの、多分なんですけど、皆さんこの小説のすとぷりたちの年齢謎に思ってると思うんですね、
なので、紹介したあとに、本編を書こうかなと思いまして
ななもり…高1
さとみ…高1
ジェル…高1
(三つ子です)
ころん…中3
るぅと…中3
莉犬…中3
(三つ子です)
あなた…中2
って感じになってます!!
それでは、本編どうぞ!!
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あなたSide
あなた
あなた
はぁ…
痛い…
殴られてたり蹴られたりした所がズキズキと痛む…
今回は見える所にも痕がついちゃったからお兄ちゃんたちにもバレるかもなぁ…
あなた
あなた
どうしよう…
あ、てか、もう心配なんてされないか
だって、嫌われてるしね、
理由は分かんないけど、どうせクラスの奴らと同じような感じかな
あなた
あなた
ははっ…
何心配してもらえると思ってんだろう…
バカみたい










もう…
私の居場所なんてないのかな…
帰りたくないなぁ…
あなた
あなた
リスカしてから帰ろう
公園のあまり目につかないベンチに座ってポッケからカッターを取り出した
スー…
綺麗
こんな私にも、体の中にはこんなに綺麗な液体が流れてるんだな…
この血の色を見たいから、
日に日に私のリスカは深く、多くなっていった
莉犬
莉犬
〜の?
るぅと
るぅと
〜すよ
あなた
あなた
っ?!(ザクッ)
驚いた衝撃で私は手首をいつもより深く切ってしまい血がドバドバと溢れ出した
この声は…お兄ちゃんたちかな
なんて思いながらバックから包帯を取り出し手首に巻いた
ジワ…と包帯に血が滲む…
あなた
あなた
どうしよう…
莉犬
莉犬
??
今あなたの声………っ!!
あなた
あなた
っ!
思わず声に出てしまい、莉犬兄ちゃんと目が合ってしまった
るぅと
るぅと
どうしたんですか…ってあなた…?!
莉犬兄ちゃんとるぅと兄ちゃんは私のところに急いで駆け寄って来た
莉犬
莉犬
あなた?!どうしたの?!
その腕…誰かにやられたの?!
るぅと
るぅと
あなた、誰にも言わないので話してください、お願いです
あなた
あなた
え…?
無視されると思ったのに、逆にめっちゃ心配してくれてる…?
どうして、いつも話しかけても無視するくせに…
あなた
あなた
な、何でも…ない…
るぅと
るぅと
本当ですか?
あなた
あなた
ぅ…ん…
莉犬
莉犬
あなた、俺らには話してくれてもいいんだよ?
あなた
あなた
…っだから!
なんでもないんだってば!!
るぅと
るぅと
…っ、あなた、
その顔の傷…どうしたんですか?
莉犬
莉犬
っ!!それ…!
昼休みにはなかったよね…?
は?
どうして、昼休みのこと知ってるの…?
ころん
ころん
あれー?るぅとくんに莉犬くん、
何やってんのー?

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