あなたside
MC「Hey!Say!JUMPのみなさんありがとうございました」
MC「って、浅倉さんと山田さんはどうしましたか?」
山田「すみません。ちょっとグッと来ました」
『涼介につられました…』
健人「あなた大丈夫?」
健人は何考えてんの
普通、今、声かける?
ファンもいっぱい居るんだよ?
『大丈夫』
終わった後に楽屋にて______
山田「俺、ホントに泣いた」
伊野尾「山田が泣いてるのって珍しいね」
グスッ
ポタッ
ポタッ
『うわぁーん、ごめん。』
有岡「二人して、何したの?」
中島「まぁ、名脇役は感動するけどそこまでじゃ…」
岡本「まぁ、今回は山田のパート多かったしな」
八乙女「それな」
高木「とりあえず、お疲れさん」
知念「ちょっとあなたこっち来て」
『何よ』
知念「外に」
『ん』
知念「で、涼介と何があったの?」
『な、何にもないっ』
知念「そんなことあるか」
『っ…』
知念「誰にも言わねぇから。相談してみろよ」
『ん…』
それで私は
この前の雑誌の撮影の後に
涼介に告白されたことを伝えた
健人に話してないとも言った
ちぃはホントになんでもお見通しなんだよな
知念「…そゆことね、だから涼介も泣いてたのか」
『だって、あの歌詞は反則だよね?』
知念「たしかに…で、どおすんの?」
『どうするって…』
知念「涼介とも、健人とも話さなきゃならないんじゃないの」
『それは、ずっと思ってるよ。でもタイミングが』
知念「このままだと、どっちも手放すことになるぞ」
『…』
そんなことくらい
私にだって分かってる
そして
答えも出てる
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。