知念side
本日、あなたにディズニーに誘われました
今日は涼介とゲームしたかったのに
奢るって言われたらね、行くしかないっしょ
で、まぁ
11年もあなたとやってきて
しかも
従兄弟と言うことで
日頃の感謝を込めて
今日はあなたにサプライズしますよ
なんと
ディズニーに健人と勝利よんでますね
俺、かっこいいわ
これで、あなたも健人とデートっぽくなるよね
意外なメンツ?みたいになるけど
偶然会った風にすれば大丈夫でしょ
てことで、これからあなたを誘き寄せます
知念「なぁ、ちょっとベンチ行かね?」
『いいけど、疲れた?』
知念「いや、座りたくて」
『おけ』
ドス
??「隣いいっすか」
『あ、すみません。どうぞ』
??「ありがとうございます」
『って、あれ、健人?』
健人「やほ」
勝利「俺もいるんだけど」
『え、わ、お砂糖💌』
ギュー
健人「え、なんで俺じゃないの?」
『え、ちぃ何これ?どうしたの?』
知念「サプライズ☺」
成功✨あなためっちゃ笑顔じゃん
『えー😭もう、ちぃ大好き💕』
健人「ねぇ、俺は!!!」
『あ、うん』
健人「え、なんでこんなに塩なの?」
コソッ
『だから、いっぱい人いるからバレたらどうすんの!って話』
健人「そっか。知念くんありがとう」
勝利「なんか、俺呼ばれてよかった?」
『うん!めっちゃ嬉しい!!』
勝利「ありがとうあなたちゃん」
『え、待って自担にありがとうとか言われた』
そっか、あなた勝利が推しだもんね。笑笑
『よし、こっから盛り上がってこ!』
めちゃめちゃ遊びましたね
閉園までずっと居ました
楽しかったな
ありがとうあなた
お前の従兄弟で、よかったよ
※知念は決してあなたのことを、恋愛的に好きではありません
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。