第42話

告 白
614
2019/03/24 04:52
あなたside













山田「あのさ、今二人だし話していい?」










『何を?』










やまは、何を考えてるの?









今の距離じゃダメなの?












山田「まず聞いてくれる?」











『分かった』














※これから長くなります












山田「俺さ、中学生の頃からさもうジャニーズに入ってて」










『うん』












山田「そんで、ずっと男子の中でやってきてて



最初、あなたがHey!Say!JUMPに入ってきたときに





なんで女の子?って思ってたんだよね







でも、そんなことなくて男子に負けないくらい努力してて




そんな姿が正直、憧れてた




そして俺はあなたに












恋をしたの








((は?え、待って何いってんの?










11年間、ずっとあなただけを…ずっと











でも俺の恋が叶うことはなく







あなたは後輩…健人の彼女になってた









そりゃ、あなたが健人を見るたびに






私の王子様いた!とか言ってはしゃいでたもんね





でも、俺も未練がましくてぜんぜん



あなたのこと諦められなくて





ちょっとでもチャンスないかって




1%でもいいから俺に振り向いてくれないかな






そんなふうに思ってた」





((やま…









グスッ グスッ










山田「え、ちょあなたなんで泣くの?」










『…』








((なんで11年一緒にいて気付かなかったのかな










山田「けじめを付けたいから、返事聞かせて」















『やま、いや涼介…』











ガチャ








有岡「おまたっせ~」








伊野尾「なんであなた泣いてんの?」







有岡「山田が泣かせた~」






山田「ちげーわ」







また、話そびれた










ダメだこれじゃ、










ちゃんと涼介に話さなきゃ








でもみんな居る前では…











涼介も困るよね…











『他のメンバーは?』










中島「いるよ」








岡本「いるよ!」













『そう…』












高木「なんかあった?」









知念「ふまけんと山田との取材で疲れたんじゃない?」













『そうそ』















コンコン











薮「はーい」












健人「失礼しますっあなたいる?」











『何』











健人「一緒に帰ろっ」











『無理』










八乙女「なんで、今日なんもないから帰ればいいじゃん」











『そういう気分じゃないの!』












『ひとりでレッスンしたいから』











健人「じゃあ待ってるよ」










『知らん』











岡本「じゃあ、みんな解散」












JUMP「うい~」


















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