そのまま駅に着き電車を降りた。
が、そこで思い出す。
「とりあえず駅まで行こ!」と
言ってしまった自分を。
そう考えながら改札を出る。
すると
いきなりでびっくりしてしまい、とてつもなく素っ気ない態度をとってしまった。のに、廉はいつも通り返してくれる。
また一緒にいられる時間が増えたことに喜びを隠せない。が、廉は鈍感なのかわからないけどまだバレてなさそうだ。
そのまま話しながら家へ向かう。
もし違う方向になったらあっちから『俺こっちやから!じゃあ、また明日な!』とか言ってくれるだろう。そう思っていた。はずが
あなたの家が近くなってもそんなことを全くゆう素振りがない。
てことで思い切って聞いてみた。
と言い指を指す。
そこはまあまあしっかりしたアパート。
そんな過剰反応(脳内で)するのも当然だ。
なんせあなたもここで一人暮らしをしているのだから。
などと阿呆な会話をし、家の前に着いた。
そう言うと
え、やばいやばい、優男かよ!!!!
耳まで真っ赤にしながら照れてる廉。
何この可愛い生き物。保護したい。ペットにしたい。いやあかん、やっぱ未来の旦那さんやろ♡などと妄想しながら廉を驚かせる。
すると廉は期待通りの反応をしてくれる。
何言うてんの笑笑かわいいなぁ~笑笑
と思いつつ見ていると予感はしてたけどばったり遭遇。
そりゃそうでしょうよ、やっぱり抜けてるこの子。うん。笑
なんせこの子はあなたの部屋の下に住んでる。
そう言い部屋へ入っていった。
そう言い部屋へ入ろうとした瞬間
うおぉぉぉ!!!きたあぁぁぁあ!!
そのまま交換しお互い部屋へ戻った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。