第43話

41話
2,133
2018/06/20 09:50
葛飾駅前






え?どこだ?采映さん。






あ!いた。
シルク
シルク
采映さん!
采映(ことは)
采映(ことは)
シルクくん…
シルク
シルク
大丈夫ですか?
采映(ことは)
采映(ことは)
…うん
シルク
シルク
取りあえず家戻りましょう
采映(ことは)
采映(ことは)
分かった。
采映さんの家
采映(ことは)
采映(ことは)
ここ
シルク
シルク
お邪魔します
采映(ことは)
采映(ことは)
ここ座っといて…
シルク
シルク
お茶とかいいですよ。話聞きます。教えてください
采映(ことは)
采映(ことは)
ほんとに?聞いてくれるの?
シルク
シルク
あんなに泣かれたら心配になりますよ
采映(ことは)
采映(ことは)
そうだよねごめん
シルク
シルク
翔平さんとの事ですか
采映(ことは)
采映(ことは)
うん。
シルク
シルク
なんて別れ告げたんですか?
采映(ことは)
采映(ことは)
今でもずっと好きだけど違う人を好きになったて言った。そしたら私を止めず分かったて言ってくれた。どんだけ優しいの?あの人は?
シルク
シルク
采映さんはやり直したいですか?
采映(ことは)
采映(ことは)
やり直すとかじゃない。翔平の隣に戻りたい。
シルク
シルク
でも…
翔平さんは新しい恋見つけるて言ってた。
采映(ことは)
采映(ことは)
私!他の誰かが翔平の隣にいたら辛いよ…
シルク
シルク
わかります!
采映(ことは)
采映(ことは)
もうちょっとでも私が強ければあんな奴らを言い返せたのかもしれない。
シルク
シルク
なんで言い返さなかったんですか?
采映(ことは)
采映(ことは)
私昔いじめ受けて来てるの。だから人に嫌われないように信頼した人以外にはあまり関わらないようにしてた。だけどそれなしすぎで他の人と話すとき怖くなる。
シルク
シルク
そうだったんですね。辛かったですよね
采映(ことは)
采映(ことは)
翔平はそれをいつも助けてくれた。
シルク
シルク
でも他にもいますよ。采映さんの事もっと大事にしてくれる人。
采映(ことは)
采映(ことは)
それでもわたしには翔平が必要な気がする
これちょっとイライラする?

なんでだ?

好きなのか?采映さんが?

シルク
シルク
俺、手伝います
采映(ことは)
采映(ことは)
え?
シルク
シルク
翔平さんがもう一度ことはさんの事好きにならせるの手伝います
采映(ことは)
采映(ことは)
ありがとう…シルクくん
シルク
シルク
ィェ((・ω・*≡*・ω・))ィェ
俺は采映さんの恋愛を手伝うことになった。






俺と采映さんは毎日のように作戦会議をした。



それからだった。采映さんの変な噂が流れるようになったのは…

その噂は『翔平と別れてからすぐに後輩と付き合ってる。』『たらし』『クズ女』なんて言われてる。
何も知らないくせに采映さんはずっと翔平さんのことが好きでこんな噂が流れているいまでも本当はとても大好きなのに

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