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2018/03/27

第5話

さよならまで。
テオ
じんたん、そろそろ行こっか
じんたん
そうだね
現在の時刻、12時56分。

じんたんと居れるのも今日が最後だ。

今日は何がしたいのか聞いてみると…
じんたん
テオくんとの…思い出の場所行きたいな?
なんでそんな嬉しいこと言ってくれるわけ…?
余計離したくなくなっちゃうじゃん。

俺は快くOKして玄関の扉を閉める。
じんたん
まずは…やっぱここだよね!
テオ
おぉー、なんか懐かしいw
そう、ここはじんたんと同居を始めたアパート。
あの頃は毎日がキラキラしていた。
もちろん今もだけど…

新しい生活に胸を踊らせていた。
じんたんがOKしてくれると思ってなくて…
凄くびっくりした記憶が今でも鮮明に思い返せる。
なんでそこまでして俺がじんたんを誘ったか…

それは

相棒として、好きな人として、じんたんが欲しかったから。


「手に入れないと後悔する」


俺の中の本能がそう叫んでいたから。
テオ
色々あったよね…ここでは
じんたん
ん、そうだね。
ここからスカイピースは始まったし…ね
じんたんは微笑みながらアパートを見つめている。


その横顔を見ていると、胸がギュウッと締め付けられた。


じんたん。
じんたん。
テオ
ねぇ、じんた
じんたん
テオくん
じんたんは俺の言葉を遮った。
じんたん
そんな、悲しい顔しないでよ?
テオ
え?
どうやら、俺はかなり寂しそうな顔を無意識でしていたらしい。

そうだよ、俺。しっかりしろ。

じんたんとの時間はあと少しなんだから。
笑顔でいろよ。
テオ
ごめんごめん。
さ、次のとこ行こ
じんたん
うん
俺たち2人は一言も喋らずにひたすら歩いた。

この限られた時間で様々な場所を巡った。


じんたんと出会った場所。
じんたんとMVを撮った場所。
過去1キツかった企画をした自販機。


思い出を一つ一つ噛み締めるように歩いた。


気づけば午後17:06 になっていた。

そろそろ行かなければ。
じんたん
テオくん…
テオ
ん、そうだな
テオ
…心の準備はできてる?
じんたん
…うん
俺たちは夕日が傾き始めている中、じんたんの事故現場へと向かった。


お別れするために。
……To be continued