第4話

2話
372
2020/03/10 13:21
家にまっすぐ帰り、4時から9時まで勉強。
その後コンビニで夕食を買い食べ歩きながら。
______「ある場所」へ行く。
この街は「音楽」を中心とした施設がたくさんあ李、「音楽の聖地」とも呼ばれている。
父が作曲家、母がプロのバイオリン奏者。
そんな私は生まれたときからずっと音楽に触れてきた。
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相沢あなた
ぱぱ、このがっきはなんていうの?
父親
これか?これはなー、「ピアノ」といってな、ほらここを押してごらん?
ドー♪
相沢あなた
ドのおとがなったー!おすだけでなるんだ…!
父親
そうだよ、今度はいま「ド」の音がなったところとあとこの2つを押してごらん?
ドーミーソー♪
相沢あなた
すごい!!!ハーモニーだ!
いっしょになったよ!!!!
父親
ピアノのすごいところはこうやって1つの音じゃなくても一斉に音が出せるところだ。
だからそうだな…ちょっと見てて?
♪〜♪〜♬〜♫〜♫〜♪〜
父親
こういうふうに、ひとりで伴奏とメロディができるわけだ。すごいだろう?
相沢あなた
…………………すっごい!!!!!!
私このがっきをやりたい!!!それでパパとママみたいになるんだ!!!
父親
お、そうか!!
じゃあいろいろ教えてやるぞー?
相沢あなた
やったあ!!!
父親
ピアノはな、「楽器の王様」と呼ばれてるんだ。
独奏から合奏もできるし音域も広い。
あなた。そんなピアノを扱えるようになって、「音楽の王様」となるんだぞ!!
相沢あなた
うん!
相沢あなた
(私もいつかぱぱみたいにぴあのをひけるようになって、さっきょくしたい!!)
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母親
あなた?何してるの?
相沢あなた
あのね、ぱぱにね、かだいをだされたんだけどね、ここのりずむがわかんなくて…
母親
…あー。これは難しいわね。
いいわ。
この曲のメロディ、一通り弾くから耳コピしなさい?
相沢あなた
え!?ままが弾いてくれるの??バイオリン???
母親
ええ、そうよ。
…しばらくさわってなかったわね…。
相沢あなた
やったあ!!!
♪〜♬〜♬〜♫〜♬〜♪〜
相沢あなた
……((ポタッポタッ
母親
あなた!?どうしたの?どこか痛いの?
相沢あなた
ううん、ちがうの、ままの演奏はね、ただひいてるだけじゃなくてね、想いがこもってたの、それでね、かんどうしたの、
母親
…あなた。音楽はね、
人の人生をも変える「魔法」なのよ。
よく覚えておきなさい。
相沢あなた
…まほう。
うん!ありがとう!
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あの時の私は、幸せだった。
お父さんもお母さんも優しく、家庭も裕福だった。 
しかし絶対に欲には墜ちなかった。

お父さんとお母さんも。
ずっと努力をしてきていたから。
そのはずだったのに。
いつからこうなってしまったのだろう。
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父親
お前はいちいちうるさいな…!!
あなたは絶対にこの学校に行かせるべきだっていってるだろ!??
母親
何を言ってるの!??
あなたは絶対にこっちの学校のほうが向いてるわ!!!
父親
いちいちうるさい!!!
そもそもピアノを教えてきたのは俺なんだぞ!???お前は何もしてないじゃないか!!!
母親
そんな言い方ないでしょ!!だったら言いますけど、あのこが情熱を持ち始めたのは、私の演奏を聞いていたからなのよ!!!
そんなこともわからないのかしら!???
父親
…わかった!そんなに言うならあなた自身にどっちがいいか聞こうじゃないか…
あなた呼んでくる!!
母親
ええ…いいわよ!!
父親
おい、あなた。
ちょっとこっちに来なさい。
相沢あなた
…なに?お父さん…?
母親
進路のことについてよ!
相沢あなた
……
私は……
続く
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作者
真広くんが!
作者
まったく!
作者
登場しない!
作者
おちつけ…次回に出せばいい話だ…おちつけ…
白石 真広
あのー…はやく出たいんですけど…?
作者
ふぁ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい何でもしますから(何でもするとは言っていない)
白石 真広
はあ…まあいいや
白石 真広
次回も見てくださいー!!!
白石 真広
ばいばい!

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