「と、隣だとしても!あくまで仕事上の関係ですから!それ以上でも以下でもないですよね?!」
「そうだね」
「じゃあ、そういう事なので、おやすみなさい!!」
「…呑みたくないの?」
「…そう言われると……いや、あの…」
「即答しないってことは呑みたいってことよね。」
「……」
「はい!決まりーー」
え、え、ダメだよ……
これ以上こんな美人さんと居たら
し、心臓がも、もたないって!
「どっちの家にする?」
「お任せします……」
「?元気ないね?」
「…誰のせいだと……」
「ん?なに?笑」
「いえ!なんでもないです!!」
「、そう?んーじゃあ、うちおいで」
「……はい、!失礼しますー」
もうしょうがない。
こうなったら『お隣さん』と交流を深めるって名目で楽しもう!
そうだ!楽しもう!
そういうの得意じゃないか!
朝宮の特技はー?!
そう!何事も楽しむこと!!((ごめんなさい。スルーしてください。
「いらっしゃい。二宮家へ」
……To be continued
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!