あなた『…え、△△…それ』
△△『…え?あ…』
時は経ち、もう卒業だ。
△△の首には蚊に噛まれた痕?
△△『…実は…卒業しました!』
あなた『…え?』
△△『だから、したの』
あなた『…う、うそ』
△△は顔を赤くさせる。
さすが高橋くん。
△△『あなた達もしてるでしょ?』
あなた『…まだ』
△△『…え?』
あなた『…キス、止まり』
△△『…まじ?でも、何となくわかるわぁ』
あなた『…そう?』
△△『大西はまじピュアだからね』
なんか寂しいかも。
親友は卒業してるのに。
駿佑『あなたー写真撮ろ?』
あなた『ん?いいよ』
△△『あんたいい加減諦めなさいよ』
駿佑『別にええやん』
△△『はいはい、また大西嫉妬しちゃうよ』
私と駿佑が写真を撮っていると
大西くんが来た。
流星『俺の彼女やけど』
駿佑『はいはい、またね!』
あなた『うん』
駿佑『今度さ、』
流星『道枝』
駿佑『ごめんって(笑)』
そう言って駿佑はいなくなった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!