恭平『キスマ見えてんじゃん』
△△『…恭平のせいだからね?』
恭平『変な虫がつかんようにしただけや』
すると大西くんは顔を赤くさせる。
流星『…え、は、え?』
恭平『ん?どした?』
流星『…もしかして…』
恭平『ん?ヤッたよ?』
流星『…!?』
やっぱり大西くんはピュアだ。
すると高橋くんは変なものを見るような目をした。
恭平『…え、まだなん?』
流星『…まだ…』
恭平『まじ?』
△△『ほら、やっぱり遅いって』
あなた『…』
すると大西くんは私を見た。
流星『よし!今日空いてる!?』
あなた『…え?』
流星『俺ん家は!?』
もしかしてこの人
今日するつもり…?
あなた『…ばか!』
流星『…へ?』
あなた『…』
なんか恥ずかしいじゃん。
皆の前でそんな。
私は恥ずかしくなって教室を出た。
すると大西くんも追いかける。
恭平『ほんま馬鹿』
△△『あーあ、あなた可哀想だわ』
流星『え!ごめん!』
あなた『もう知らないから!』
ーENDー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。