次の日
流星『あなた〜♡』
あなた『…』
朝、家を出ると大西くんが。
私を見てニコニコしている。
デレデレ度増した?
流星『おはよ♡』
あなた『…おはよ』
流星『ねぇ、もう一回言ってよ』
あなた『何を?』
流星『…好きって』
そう言って大西くんは目をキラキラさせる。
恥ずかしくなって私は大西くんから離れた。
流星『すっごい可愛かった♡』
あなた『うるさい』
流星『んふふ』
聞こえてないみたい。
すると前からあのカップルが。
△△『あ!あなた〜!』
あなた『おはよ』
恭平『…おはよ』
△△『手なんか繋いじゃって〜』
あなた『…勝手に繋いできたの』
流星『でも拒否せんのやね♡』
すると高橋くんと目が合った。
彼は気まずそうに俯く。
流星『恭平、おはよ!』
恭平『…え』
流星『どしたん(笑)元気ないなぁ〜』
恭平『…お、おはよ』
すると大西くんは高橋くんを連れて行った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!