第5話

君の○○をちょうだい…?
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2019/06/23 14:12
※学校の設定です

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じんside
じんたん
もうちょっとで体育祭だね!
練習がんばろ!
テオくん
だなー!!
来週俺たちの学校で体育祭がある。
その練習が今日の放課後から始まる。
キーンコーンカーンコーン
じんたん
テオくん何してるの!練習行こ!!
テオくん
…おう!
俺はこの時テオくんの異変に気づかなかった…
最初はみんなで長縄の練習。
俺たちのクラスは団結力があってほかのクラスより飛べている方だった
よんじゅきゅっ…ごーじゅうっ…!
クラスメイト
やったー!目標達成だ!!
あとはみんなしたい練習しよ!
じんたん
やったー!
テオくん!二人三脚やろ!
テオくん
おっけーい…
テオくんの元気がないような気がしたが自分のテンションに任せて二人三脚の練習に移った
練習して10分ほどたっただろうか…
じんたん
せーのっ!
いち!に!いち!ってあれ?テオくん?!
ドサッ
テオくんが急に倒れた
じんたん
テオくんどした!?
大丈夫??
テオくん
はぁっ…うぅ…
テオくん
きもちわるい…
じんたん
きもちわるい?熱中症かな?
とりあえず日陰…!
みんな心配しに来てもテオくんはやだろうから人目のつかない木陰にテオくんを運んだ
じんたん
大丈夫?
ってえぇ?!
テオくんが俺にもたれてきた
これじゃハグしてるみたい…
はずかしい、けど嬉しい…
テオくん
はぁっ…う、ううっ…
喜んでる場合じゃない…

テオくんは何かを我慢してる…?
すごく辛そう…
テオくん
じんたんっ…
ごめんっ…
じんたん
大丈夫だよ!楽になるまで…
テオくん
ちがうっ…そうじゃなくてっ…
じんたん
ん?
テオくん
もう、我慢できない…
じんたん
えっ?
気づけば俺の視界に映るのは眉間にシワを寄せたテオくんと空
押し倒されてる?!
状況が理解できない、え?まって、なんで?
テオくんが迫ってくる

一瞬だけ目が赤く光ったような気がした…
じんたん
テオくんおかしぃ、
言い切る前にテオくんのいつの間にか伸びて鋭くなった歯が首に当たる
じんたん
ひっ…
じんたん
いたっ…
テオくんに首を噛まれてる…

何かが吸われるような感覚、

あ、血吸われてるんだ…
痛いはずなのになんだろう、痛くない

むしろ心地良い
テオくんがさらに強く首を吸った
じんたん
んんっ…
本当に俺の声なのかと疑うほど甘い声が出て背中は反り返った
テオくんはニヤリと笑って吸い続ける
じんたん
あぁっ…んんっ…
だんだん意識が遠のいてきた

血が足りなくなってきたのかな…?

じんたん
も、だめ…
俺は意識を手放した

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テオくんsideで書きたいので前後半分けます!

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