みぞれ「もしかして‥あなたも?」
あなた「は、はい‥。」
英玲奈「へぇ‥じゃあ、私たちは仲間でありライバルということね!素敵!よろしく!」
あなた「よ、よろしくお願いします」
みぞれ「よろしく‥お願いします‥」
六花「はぁ‥よろしくぅ。」
びっくり。
この飛行船に乗っていてたまたま同室になった私達。
全員AKB0048のオーディションを受けに行くなんて。
これも何かの縁‥なのかな。
英玲奈「ところで、ベッドはここしか空いてないのかしら?」
六花「そうだけど。」
英玲奈さんは、ベッドをジッと見て言った。
英玲奈「私、上がいいわ!人の下で寝るなんて、無理だわ!ねぇ、あなた代わってくれない?」
英玲奈さんは、みぞれさんに上と下を代われと要求しだした。
みぞれ「ぇっ‥」
六花「ちょっとぉ!早い者勝ちよ!」
英玲奈「早い者勝ち?そんなの関係ないわ!私が代わってって言ったら代わってほしいの!私は将来00のセンターに立つ人間であり、私は四つ葉財閥の令嬢よ!」
六花「そんなの関係ないわ!」
英玲奈「あら?関係ないといえば、あなたも関係ないわね。」
六花「は?」
英玲奈「私は、みぞれに話をしているの!あなたがでしゃばる必要ないわ!」
六花「っ!!なにそれ!最悪!」
あなた「えっ‥ど、どうしよう‥。二人とも‥落ち着いて‥。」
みぞれ「ぇっと‥あの‥。」
二人の口論は激しくなるばかり‥。
私も‥みぞれさんも‥どうしたらいいのかわからなくなってしまった。
どーしよ‥。
みぞれ「あ、あの‥!」
英玲奈「代わってくれるのかしら!?」
みぞれ「えっと‥そう‥じゃなくて‥」
英玲奈「なに!?聞こえないわ!」
みぞれ「ぅっ‥代わり‥ます‥。」
みぞれさんは、強引に代えさせられていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。