第30話

歩屋視点
1,305
2021/01/17 04:00
…私があなたの事尊い?

は?

なんで?

あれ?


あなた「先輩?」

歩屋「何よ。」

あなた「いや、ずーっと上の空だったんで…」

歩屋「ふ〜ん。」


待ってなんで私の事心配するの?演技でしょ、どうせ!!!

歩屋「(まず私があなたの事尊いって思ってるのがおかしいしなんでこうなっちゃうの!)」

歩屋「(いやでも尊い)」

歩屋「は?」

あなた「どうしたんですか?」

歩屋「…別に。」

歩屋「(そうだ、これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技これは演技(以下略)じゃないと信じない!!)」

あなた「先ぱi うわぁ!!!!」

歩屋「ちょ危なっ…」

あなた「…え?」


あなたは目を見開いて驚いている。


歩屋「あ。」


私は無意識にあなたを助けていた。


歩屋「(なんで私があなたの事助けてるの!!
まるであなたの事普通以上に気に入ってるみたいじゃない!!)」

(なお、気に入ってても助けないのが歩屋の基本です。)

あなた「…先輩?」

歩屋「もう!!!」

あなた「え?」

歩屋「分かったわよ!認めるから!!!」

あなた「???」

あなた「え?ん?」

歩屋「ごめんなさい!!虐めたりして!!!」

あなた「え、うん、それは別にどうって事ないけど…」


あなた「なんで歩屋先輩が私の事抱いてるんですか。」


歩屋「うわぁぁぁん(泣)(泣)あなたちゃん好きぃぃぃぃぃい」

あなた「え?え?はい?」


歩屋「あなたちゃんメアド教えて!」

あなた「え、あ、はい。」


そして私はあなたちゃんとメアドを交換した。


歩屋「本当虐めててすみませんでしたぁぁぁ」

あなた「え、いや、それは別にいいんだけど…もう他の誰かにはしないでね。」

歩屋「……あなた様と呼んでもいいですか?」

あなた「え?別になんて呼んでもいいですけど…なんで様?」


もうほんっっと他人の人まで気遣えるとか神じゃん

神様 仏 あなた様 やん←

歩屋「…抱いていいですか?」

あなた「え?え?」


困惑しているお姿もお美しいでございます。


あなた「え、え?い、いよ?」

歩屋「好きです()」


そうして、私はあなた様を抱いた。


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主「どうでしたか〜」

天童「結構王道な気がするけどネ。」

主「そんなことは無い←」

天童「それにしてもあなたちゃん可愛かったよね〜マジ天使」

主「あ、無視っすか。」

天童「じゃ、サイナラ〜」

主「え!行っちゃうの!?ちょ…本当に行っちゃったよ。」

主「と、とゆう訳なんでサイナラ!!!」

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